秋の気配
昨日は、ようやく自由の身になれたので満を持して飯田高原へと車を走らせた。
わずか1泊なのに、湿気の多い高温の私の住む町から逃避したい、サラッとした高原の空気が吸いたいと、心を躍らせた。
郷は高さが人の丈ほどもある月見草が咲き乱れ、濃いピンクのゲンノショウコが可憐な花を咲かせていた。この花が咲くと高原には秋の気配が漂い始め、朝晩の気温が下がる。
今朝は寒くて気温を計ると午前6時で14,5度だった。
飯田へ通い始めて20年、地元の人たちともずいぶん親しくなった。少しお手伝いをすると帰るときどっさり野菜のお土産をいただく。
今日は木熟れのトマト、かぼちゃ、キャベツ、枝豆、ブロっコリー、レタス、など高原野菜を車に積みきれないほどいただいた。
いつもなら途中の道の駅で美味しい名物のパンなど買って帰るのだが、今回は空いた席もトランクも野菜で一杯。
中津まできて途中下車、知り合いに野菜をおすそ分けしながら、荷物を幾分減らして帰宅した。帰ってからが大変だ。
野菜が痛まぬように、ブロッコリーなど傷みやすいものは、熱処理したり芯を加工して冷蔵庫へ。枝豆は木から外し塩水でゆで上げ冷やして冷凍保存した。
次に出かけるときは、高原は完全に秋の空気に包まれているのだろうな。