日本に巣くう獅子身中の虫たち



 今韓国内でジワジワと、次の法務相の人選で国民の間に大きなスキャンダルとなりそうな問題が広がりつつある。

  その一方で、日本では東京大学の名誉教授で親韓で有名な和田春樹氏などが、学者、弁護士、メディア関係者などと、日本政府の韓国への輸出規制に対する措置への抗議ともとれるホームページを開設して、反対の署名活動を始めたとか。

 私が疑問に思ったのは、25日の発表時の声明だ。
この中で「まるで韓国を『敵』のように扱う措置になっているが、とんでもない誤りだ。韓国は自由と民主主義を基調とし、東アジアの平和と繁栄をともに気付いていく大切な隣人である」と強調した部分である。

 これは、ヤフーニュースのなかで「連合ニュース」に書かれていた文章であるが、今の文在寅政権がどうして自由と民主主義を基調とした国家なのか。

 文政権は、事実を捻じ曲げて国民を反日に誘導する。韓国の中で良識的に過去の歴史の真実を根拠に慰安婦問題や徴用工問題に疑問を唱える人を排斥する雰囲気で一杯の国にした。

 いわば、言論の自由を奪い取り、独裁に見える国づくりが進み、今の韓国が自由を大切にした民主主義国家とは到底言えない土壌を、文在寅政府が自ら推し進めているとしか思えない。

 わが国の自衛隊機にレーダー照射をして、それを認めない。旭日旗の使用に文句をつける。
 極めつけは、国際間で約束した合意を守らない。

 このような国に対して、日本は長きに渡り歴代政府の代表や重鎮が頭を下げて韓国の言い分に文句も言わず、胸中姿勢を示してきた。
 過去の河野談話、宮沢内閣、村山内閣などがその例だが、歴史の真実を冷静に検討し合えば韓国の言い分に矛盾点がたくさんあることが明白になったはずだ。

 左派勢力というのは、自分たちの意見を否定すると、束にかかりその口封じをしょうとする。
マスコミの多くも、自分たちの主張に合った意見を重視し反対意見にレッテル張りを行う。

 この和田春樹教授の一味も同じ穴のムジナと言えよう。
 韓国内のスキャンダルは不問にして、ただ、日本政府を批判する態度には虫唾が走るばかりだ。