女性天皇、女系天皇の違いも分からずに、付和雷同する危険性


 新天皇のご即位に伴い、お世継ぎの話題が沸騰している。
マスコミの世論調査などでも、女系天皇に64%以上の賛成、女性天皇に賛成は78%超えだという。

 これは、秋篠宮家の婚姻についてのごたごたなども絡めて、新天皇の長女であるアイコさんに次の天皇を、という極めて感情的な国民の意識の表れではないのか。

 現皇室典範では、男系男子と決められているので、そう易々とはアイコさんがお世継ぎになることはないであろう。
 だが、小泉内閣のとき、女系天皇女性天皇の実現のための法改正が寸前に迫っていた事を思い出せば、今の流れは女系天皇実現は無いだろうと、タカをくくってはおれない。

 仮に女系天皇が実現すれば、男系でつないできた皇統は途切れ、わが国が天皇陛下の下に脈々と続いてきた国家体制そのものが揺らいでくる。

 アサヒなど左派のマスコミ、識者といわれる連中は盛んに女性宮家の誕生や、女性・女系天皇の容認を煽っているが、これは即、天皇制の崩壊を意味することで、絶対に賛成するわけにはいかない。

 皇統を維持し続けるための現実策としては、GHQによって廃止された旧皇族の復帰が急がれる。
 11宮家の皇族復帰がなされれば、お世継ぎの問題も知恵を絞れば解決する。

 私はこの方の世論が高まることを期待したい。