丸山議員の発言に思う


 北海道で北方領土の前の住民との懇談会で、維新の党の丸山議員が北方領土は戦争を仕掛けて取り返そう。みたいな発言をして元住民から、たしなめられたことが、ネットでニュースになっている。

 議員は酒を飲んでいたらしく、酒の勢いも手伝って口にしてはいけないことを発してしまったのだろう。

 今朝のニュースは読んではいないが、この発言をしたことを謝罪して取り消したようだ。

 しかし、私は丸山氏の発言は支持できると思う。
旧ソ連に瀕死の状態にある日本へ、いきなり不可侵条約を一方的に破棄、日本に攻め込んで北方領土を盗みとった。

 プーチンやその他の閣僚などには、日本へ返還しょうという気は全く見えてこない。
 これは北朝鮮による同胞の拉致問題についても同様のことが言える。

 しかし、今の日本では実行はできない。
先ず憲法9条の壁がある。これのために拉致被害者は犠牲になったままだともいえるのではないか。

 次に、防衛予算が日本の国力からして少なすぎる。中国やロシアの軍事力増強に対抗するには年間10兆円以上の予算が必要であろう。

 さらに、専守防衛などと言って、実戦で国を守るには抜け穴だらけのわが国の実情を改善しなければ、立ちあがった直後に壊滅状態になるだろう。

 一番の問題点は、国民の意識の問題だ。
左翼思想に汚染され、悲しいまでの平和ボケにより、良く考えもせずに戦争は罪悪だと決めつける。

 その陰で、自分の暮らした土地を奪われどうにもできない人。
理不尽に誘拐され奪回もできない今の憲法下の国民。などが泣いている。

 多くの平和ボケ人間どもは、口では同情の文句を言い放ち、具体的にどうすればそのような国民の権利が侵害されている現状を打破できるかには、何も手が打てない。

 私は最終解決は軍事力でしかできないと思っている。
 それは古来から外交は強大な軍事力がバックにあってこそ、有利に進めることができると言う鉄則があるからに他ならない。

 売国的な左派は何事も話し合いでと、できもしないお題目を唱えるばかりだ。
話し合いで解決できると本気で考えているとすれば、こいつらはキチガイだと思う。

 丸山議員のことは、酒を飲んで調子に乗り過ぎた感があるが、本音の部分で大いに共感できる。政治家とあろう人はもう少し慎重な発言が望まれる。

 残念で仕方が無い。