韓国との防衛相会談を行う必要はあるのか


 今月の31から6月2日にかけてのシャングリラ会議に合わせ、日韓で防衛省関係者が会談を開く、に当たって調整中だと言う。

 開けば、当然火器管制レーダーの照射問題が議題になるのだろう。
しかし、日本が映像や音声を示してこの問題を取り上げたが、韓国はかたくなにその事実を認めようとはしなかった。

 しかも、日本の哨戒機が日本のEEZ内を飛行することまで非難して、全ての責任を日本側になすりつけた。

 それに対し、日本国防衛省の対応の悪さ、防衛大臣に至っては友好国関係は重要だとか、自分の部下が一つ間違うと命の危険にさらされていたのに、ピント外れの姿勢を示した。
 このことを日本国民は、まだ忘れてはいない。

 さらに韓国は、今後自国の艦艇の上空を飛行すれば、レーダー照射を行うと宣言した。
 こんな危険で一方的な通告に、日本政府はどのように対応したのか。

 今回、両国間で防衛会議を行っても、何も成果が出ないだろう。
先ずはレーダー照射の事実を認め日本へ謝罪する。その上で今後の防衛問題について語り合おうと言うのならまだしもだ。

 岩屋防衛大臣がその場で、どのくらい厳しく相手の行為に抗議をできるかというと、期待値はゼロに近いのではないか。

 「事実を認め謝罪する。これができなければ国交断絶だ!」
くらいの発言が期待できるのであれば、日本国民の気持ちもいくらかは溜飲を下げることができるだろう。

 でもなあ・・・。