飯田高原にも花の季節が訪れた!


 飯田高原も花の季節を迎え知人から出かけてこないかとのお誘いを受けた。
到着してみると好天気に関わらず、誰も郷には訪れていない。

 少し拍子抜けの想いがしたのだが、我が家の庭に植えこんだ花木がきれいなシチュエーションを演出してくれて歓迎。気分は瞬く間に上向いてくる。

 車から出ると、荷物の運び込みを後回しにして花を見て回る。
下の街では桜の季節が終わり、花はつつじへと変わっているのだが、標高1000メートルの高原では山桜、ソメイヨシノ、しだれ桜などが一斉に咲く。

 しかも、吉野つつじや姫もくれん、ラッパ水仙、雪やなぎなども花の競演に参加して賑やかなこと。

 しばらく空腹のお腹も花に酔ったのか、低血糖を起こす私の体調をコントロールしてくれた。

 やがて、山の仲間も少しずつ到着して、静かな山郷にも賑わい湧いてきた。
中には昨年の秋以来と言う人もいて、いろんな話題で盛り上がる。皆さん荷物の運び込みを忘れて話に花を咲かせ、周りの花々を観ながらそれに負けじと、弾んだ声で”話の花”を咲かせた。

 最近は年のせいか、出かける前は少し億劫なのだが、山の仲間との交流は日々の平凡な日常のアクセントになり、いつも出かけて良かったなあとの思いで帰宅することになる。

 来週は10連休だとかで、マスコミが騒いでいるがおとなしくする予定だ。
10連休は若い人々に楽しんでもらうことにして年寄りは自宅での草むしりなどに専念することにしようと思う。