「議員倫理裁定審議会」設立の提案
昨日のマスコミは、桜田前五輪担当相の辞任問題を取り上げ大騒ぎの一日だった。
度重なる失言を吐き続け、何の対案も出せない野党の格好の餌食となり、その度に国会審議はストップする。
最後は「復興より大事な…」と、普通なら口にしてはならない発言でとどめを刺された。つまり、かばい続けた安倍首相もさすがにほおってはおけないと、更迭を決断したのであろう。
だが、またしても野党はこの問題で首相の任命責任を問い、国会の重要審議はなおざりにされる。
一昨年の森友問題から延々と無駄な時間が費やされてきた想いがして、心ある国民の多くは苦々しい気持ちで成り行きを見守ってきたのではないか。
私のブログでの交流がある、ある方も業を煮やしたのであろう、昨日は表題のような提案をくださった。
ご本人は40分ほどでまとめたので不完全なところはあると思うが…という但し書き付きで想いを寄せられたのであるが、現実的で大きな効果が期待できる妙案だと私は受け止めた。
ご本人の了解をいただき、これからその案をご披露したいと思う。
議員倫理裁定審議会の創設について
この審議会はすべて陪審員制度で一般の国民から募集する。
変な思想を振り撒く司法関係者は不要。
最低の内容は重い順に、次の5段階とする。
1、最大の懲罰は「議員辞職&次回の国政選挙の立候補不可」とする。
2、議員辞職
3、全ての役職の罷免
4、議員報酬の最大50%までのカット
5、無罪にあたる「構いなし」
なお、この裁定は絶対で、議員の抗弁権は裁定を下す前に陪審員の前でのみ可とし、裁定が下されると速やかに処分を実行する。
そして、議員は「議員倫理裁定審議会」に送るかどうかだけの審議のみで。これを妨げたなら、その議員が「審議妨害」のかどで「議員倫理裁定審議会」送りとする。
以上が、私がいただいた提案の全文である。
この審議会が設立され機能し始めると、今まで繰り返されてきた時間と税金の無駄が省け、議員そのものの国政を担うと言う自分の置かれた立場を振り返ることができるのではなかろうか。
話は変わるが、教育現場での”イジメ”は膨大な時間を使いながら一向に改善される兆しは見えてはこない。
他の事案でも第三者委員会などをぶちあげて、一応の改善策はとろうとするのだが単なるアリバイ作りに終わることが度々だ。
それは、教育現場でもそのほかの事案でも、その関係者が身内のことを身内で解決しようとするから無駄な時間の消費に終わるのではないか。
この方の提案のように、ひろく国民から審議委員が選ばれて公正な審議が行われたらことは前に進めることが可能になる気がする。
わたしは、この提案を強く支持したい。