養豚場建設を断念、私たちの反対運動の勝利だ!


 平成27年にJA福岡の畜産会社「北九州ファ―ム」が、飯田高原の一角に2万5000頭の豚を育てる養豚場の建設を発表した。

 飯田高原は、九州の屋根と言われる九重連山を背景に、大勢の観光客が訪れる風光明美な観光地だ。

 特に夏はさらっとした湿気の無い風が吹き渡り、心地よさを求めて県内外から多くの観光客が訪れる。九重連山からの伏流水はきれいで美味しい。

 そんなところへ、凄い数の養豚を行う業者が秘密裏に土地を買いあさり、発表されたときは用地買収はほぼ終了していた。場所は私の山小屋からわずか数百メートルのところだ。私たちはすぐに反対運動に参加した。

 反対の署名が15000名分ほど集まり、運動が効をきしてついに業者は撤退の表明を昨日行ったらしい。撤退の理由は地元の同意が得られない、と言うことだそうだ。NHK大分では昨日の夕方その関連の放送があったと知らせが入ったのだが、外出中でみることはできなかった。

 とにかく、計画が白紙になりこんな嬉しいことは無い。