今や歴史を遡るしか、術が無い文政権




 テレビに良く顔を出すデイリーNKジャパン編集長の高英起氏が、
仁川市議会が月尾島の元住民と遺族に、生活安定資金を支援する条例を定めたとの記事を書いている。

 昭和25年朝鮮戦争勃発で、先に攻めた北朝鮮が韓国のほとんどの地域を占領。
アメリカを中心とする国連軍が、仁川に上陸作戦を敢行。北朝鮮軍を追撃して首都ソウルの奪還に成功した。

 この時、激戦地となった月尾島の住民は、戦火に巻き込まれ多大な犠牲を払った。
そのことを振り返り、元住民やその遺族への補償を行おうと言うことらしい。

 主導したのは、言わずと知れた文在寅をトップとする与党「共に民主党」だという。
 
 驚くのは、韓国へ多大な生命と物資に損害を与えた北朝鮮を加害者とするのではなく、爆撃を行い北朝鮮軍を追っ払ったアメリカを中心とする国連軍を加害者としていることだ。

 外交も国内の経済政策にも、なんら手が打てない無能の文政権。
高英起氏によれば、歴史に逃げてばかりの文在寅大統領。そのうち、豊臣秀吉朝鮮出兵まで遡り、補償を要求するのではないかと冗談を飛ばす。

 過去へのこだわりから歴史を遡り始めたらきりが無い。
第一そんな姿勢では、絶対前へは進めない。その口先が乾かないうちに”未来志向でと訳の分からない主張を行う。

 どうやらこの政権は、どんどんレ―ムダック状態へと加速しているのではなかろうか。