太陽光発電に対して、国民は声を上げるべきだ。
国土が平たんでなく山林が多いわが国で、相変らず太陽光発電のための自然破壊が進んでいる。
私は朝日新聞系の読み物は観ないのだが、この記事については日ごろの関心から目を通して見た。
私の住む九州では九州電力の電気を使っているのだが、昨年から長期休暇などがある度に電力の供給が需要を上回り、再三にわたり太陽光による電力の供給休止を行っている。
電力会社は、再生エネルギー法案によって、いくらコスト高になろうとも、消費者に負担を回すので痛くも痒くもない。
そして、山林を伐採し、水の供給をおかしくして自然破壊を繰り返すことが、この法案ができてから全国各地で起きている。
ドイツはメルケル首相の指導で、太陽光や風力を重視したエネルギー政策を始めたが、失敗した。すぐに不足の分をフランスなどの原発に頼り輸入しているらしい。ドイツの人々はコスト高で効率が悪く、自然破壊につながるとして自然エネルギーだけに頼ることへは、はっきりと拒否反応を示している。
わがくにはどうか。
消費税の1%分に当たる2,4兆円の国民負担を行いながら、金もうけ主義で自然破壊などどこ吹く風の経営者たちへ、ひたすら優遇政策を続けているだけではないか。
自民党政権は、いい加減にこの悪法を見直して、国民へより添う形の法案造りを行って欲しいものだ。