国会のお粗末さ。どうにかならないのか!



 反日野党の挙げ足とりで、国会での議論が盛り上がらない。

 たいそうな時間と国費を使い開かれている予算委員会では、内閣法制局長官の横畠祐介氏が議員を”ちゃかした”と、小西広之や杉尾何とかがかみついている。

 大事な国の方針を決める。予算の承認や決定に関わることを先延ばしして、与党や内閣を追及する姿勢にには国民の一人として、白け感が充満し面白くない。

 私が若いころの55年体制直後の国会は、いつも白熱した議論の応酬で私は今よりさらに未熟であったが、その成り行きに大きな興味、期待を寄せて新聞を見ていた。

 同じ野党でも社会党の当時の浅沼稲次郎やその後に続いた右派社会党西尾末広氏などの与党へ対する迫力ある質問は、今でも記憶に残るほどだ。

 それに比べると、前出の小西や杉尾は単なるテレビに映ったときのためのパフオーマンスを彷彿させて、いかにも小者だと想わせる。ただし、これは野党に限った事ではない。自民党の議員も同じことが言える。

 公明や共産党は論外だが、国権の最高機関たる立法府での国の行く末に関する討論としては、情けない限りだと思う。

 内閣法制局長官をしめ上げて謝罪、撤回させて鬼の首をとったような振る舞いを行う。こんな連中を国会に送った有権者にも大きな責任があると思えてならない。