日本のEEZ内の監視体制、管理の強化を早急に進めよ


 今朝のニュースに、水産庁の船のすぐそばでスルメイカの密猟をする北朝鮮の漁船の姿が写っている写真が公開されている。

 場所は、能登半島の沖にある好漁場の大和碓。
昨年の韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事件が起こったところと余り離れた場所ではない。

 このあたりに水産庁の船に設置されたレーダーには、数百隻の北朝鮮の漁船の船影が写っていたそうだ。
 関係者に言わせると、全部で2000隻はやってきて違法操業を行っているとのことだ。

 無許可でわが国のEEZ内に入り込み、資源保護などは一切考えずにスルメイカを獲りまくる北朝鮮の船。
 これがロシアや中国ならすぐさま撃沈か、拿捕であろう。

 わが国では憲法上の制約があり、撃沈することには歯止めがかかると思うが、拿捕はどんどん行うべきだ。

 ただ、2000隻もの違法漁船を追い散らしたり拿捕したりするためには、水産庁の船が1~2隻ではどうにもならない。

 海上保安庁の船を増やす、場合によっては海自の船にも協力してもらい、厳しい警告。その上で違法操業を続けるなら拿捕を実行してもらいたい。

 大和碓は日本海で操業を行う漁業に携わる人々の貴重な漁場だ。これまでカニイカの資源保護に努めながら大切に守ってきた漁場ではないか。

 今の状態が続けば、資源の枯渇は避けられない。彼らはそこがダメになると他の漁場を探し、外国の海と分かっていても魚が居なくなるまで獲りつくす。

 こんな連中に良いようにされてたまるものか。
政府は、早急に海上保安庁の監視戦を増やし、自衛隊の協力も取り付けて海の無法者たちを一掃して欲しい。