安倍首相、”悪夢の民主党政権…”発言の徹回拒否




 安倍総裁が自民党の党大会で”悪夢の旧民主党政権に戻るわけにはいかない”と発言したことについて
 12日衆院予算委員会で、この発言の撤回を求められた。

 安倍首相は
「党総裁としてそう考えている。少なくともバラ色の民主党政権ではなかった」
と述べ、撤回することにはっきりと拒否の回答をした。

 当たり前のことである。

 この発言に立憲民主党枝野幸男代表は
民主党政権時に自殺者の数が減った」など例を上げて、旧民主党時代は政権をとられた自民党にとっては悪夢であったろうが、当時の民主党政権は必ずしもダメなことばかりではないと言う趣旨の発言をしていたように思う。

 枝野氏や当時の民主党政権のお歴々は、自分たちが苦労して手に入れた政権を非難されるのは面白いことではなかろう。

 だが、一つ一つ例を取り上げれば、枚挙にいとまがないほどどうにもならない政権であったことは、国民が一番良く分かっている。

 それが、今の立憲や国民民主への政党支持率に表れているのではないか。

 今、他の政党との合流や統一会派の誘いがあってものらなかった立憲は、なりふり構わず自党への誘いを水面下で行っているとか。

 自由党と国民民主が夏の参院選で協力体制を確認したことへの焦りが、今までの態度を転換させた大きな原因であろう。

 自民党がすべて良しとは言えないが、立憲や社民などの反日を掲げる野党には、国民の多くは愛想を尽かしている。

 これらの党が、この国をどう言う方向へ導こうとしているのか。真の平和を維持するためには現実論としてどうあるべきかなどが全く聞かれない。これでは、民心が離れていくのも仕方がないことだろう。

 一部の反日勢力へ気を使い、日本国並びに日本国民を不幸に落とす姿勢が変わらない限り、将来への展望は開けないのではなかろうか。