懲りない面々
安倍首相は岡田氏の撤回要求に、軽くジャブを放ち苦笑しながら「撤回はしません」と明確に答えた。
今国会中継を見ていた人の多くは、”何を今さら…”と、苦々しい想いで観ていたのではなかろうか。
岡田氏にしろ、立憲の枝野氏にしろ、ただ発言への批判だけで迫る姿勢に国民は呆れているだろう。
民主党政権時代多くのマニュフェストを掲げて船出したのだが、何一つ完全な成果は上げられなかった。
その間に円高は進み、株価は7000円台まで下落。
「しかし、菅さんは最後にいい仕事をした」と反論する。
私が「どんな良い仕事ですか?」と聞いたら
「自然再生エネルギー法案を通したじゃあないですか」と、答えた。
以後、日本中に無粋な太陽光発電の施設が増設され、自然破壊は進み、高くなった電気料金は我々消費者へ跳ね返ることになった。
民主党政権と言うのはこんな支持者に支えられて国政を担っていたのだ。
岡田、枝野、その他の民主党をリードした人たちは、自分たちの失政、支持者が離れたことについて、真摯な反省はしないままだ。
一応、反省らしきものはマスコミを通じて発表していたとは思うが、3年にわたり国政を停滞させた責任については、大いなる反省の言葉は聞かれない。
それを、自分たちの反省はロクにしていないで撤回を迫る感覚と言うのが理解できない。
だから、野党はバラバラでいつまでも自民党の対抗馬になることができないのだろう。
自民党の姿勢についても、私は疑問だらけだ。
韓国へこれだけ暴言を吐かせても、なにも効力ある制裁処置を実行しょうとはしない。日韓議連のメンバーなどは、この期に及んでも未来志向だとか、友好だとかを口にする。この中にはかって自民党の派閥の領袖さえ居る。
もっと鮮明に国への想いを発して実行していく国政政党は出てこないのかと、残念な想いで一杯だ。
あれこれ書くうちに、とりとめのない文章になってしまった。この辺でやめておこう。