どうも合点がいかない


 今朝の産経ニュースに
玉城沖縄県知事浦添埋め立ては「やむを得ない」
 との見出しで、以下のような記事が載っている。

 沖縄県の玉城デ二―知事は、16日同県浦添市の松本哲治市長と県庁で会談し、

那覇市の米軍那覇港湾施設那覇軍港)を浦添市の米軍牧港補給地区沿岸に移設するための埋め立て計画について、経済波及効果など将来性を考慮すれば自然破壊はやむを得ないことなど3項目を確認した。

  以下省略

 今、沖縄では辺野古の埋め立てで反対運動が続き、工事は遅れに遅れている。
元々橋下龍太郎内閣の時、アメリカとの協議で普天間飛行場の危険性を解決しようと日米が知恵を出し合って決めた問題だ。

 日本国民の中には、橋下龍太郎という総理大臣が居たことさへ知らない人が多く居る、そんな年月が経過してもこの日米間で合意した普天間の日本への返還が、沖縄県民の中に混じり過激な反対運動をリードする一部の人間に邪魔されている。

 それを良いことに、今の自民党政権に揺さぶりをかけ、あわよくば政権転覆を狙う反日の野党や、中国から極秘裏に反対運動の資金が出ているとも言われる沖縄の
混乱。

 事は日本国の防衛に関わる懸案だ。
地方自治体の反対ではどうにもならない面があるのだが、こうした反対運動に流される県民性は何なのだろう。

 ところで反対派が問題視する、辺野古の海を守れ。サンゴやジュゴンを守れという主張と浦添沖の海の自然破壊はやむを得ないという矛盾に県知事や県民はどう思っているのだろうか。

 浦添市長との確認で玉城デ二―知事は、私には理解できない屁理屈で辺野古はダメ、浦添の自然破壊は良しとする考えを県民はどう捉えているのであろうか。

 次々に不参加を決める市町村が出る中、それでも県民投票を行おうとする。その中には普天間の危険除去などの事項は無視されたままだと聞く。

 今や、沖縄では民主主義という発想さへ迷走を始めていると思えるのだが…。