目覚めよ、日本人



 昨日書いた鹿児島県西方沖の中国漁船が、日本の水産庁職員12人を乗せたまま逃走した事件。

 、その後多数の中国漁船が接近し、暗い夜ではあるし危険回避のために水産庁の取締船は撤収を余儀なくされたらしい。

 韓国の艦船が海上自衛隊の哨戒機にレーダー照射した懸案と含めて、わが国の近隣にはこのような無法国家がいくつもある。その最前線で命を張って頑張っている自衛隊員、海上保安庁の隊員、水産庁の職員の皆さまへ申し訳ない気持ちになる。

 次々に起こるこのような中国や韓国の所業に、多くの日本人はどのような気持ちでいるのだろうか。

 日本政府は、近隣諸国との関係は大切だ。未来志向の観点で話し合いを深め事を荒立てることなく治めたいと、他人事のような見解を示している。

 しかし、カナダで逮捕されたファーウエイの副会長の事件に関し、中国はすぐにカナダ人3人を拘束した。中には麻薬所持の罪で場合によると死刑判決をちらつかせカナダ政府を揺さぶっている。

 このような力による外交を展開する中国へ、話し合いで解決なんてことを口に出すのは、解決を諦めましたという宣言にも等しいのではないか。
 韓国に対してもそうだ。明らかに危険なレーダー照射を行ったいう証拠があってものらりくらいと言い訳をして自分たちの非を認めない。

 こんな国々とは話し合いの外交などで、どんな期待が持てるのか。

力による外交を信じるこんな手合いには、歯には歯で対抗する以外に方法は無いのではないか。

 そのためには、足かせになっている憲法9条の削除。抑止力としての防衛体制の拡充しか効率的な解決の道は無いと思う。

 危機感の欠如した日本人の多くは、自分に火の粉が降りかかるまでは危険を感知できないようだ。
 だが、ことは我々の子孫に大きな影響を残す。現代人はそのことまでも、子孫たちに自分たちで解決しろとツケを回すつもりなのか。

 平成30年も残すところあと3日。
来年こそは、世界の普通の国家並みに、普通の憲法が持てるような国民運動がおこることを念願したい。