中国漁船の違法行為にも,今の憲法下では何もできない.いつまでこんなことが許されるのか。


 今朝の産経ニュースに、
中国漁船、水産庁職員12人を乗せ、半日逃走。
             停船命令無視、EEZ漁業法違反の疑い

 という記事が掲載されている。

 11月におこった事件のようだ。
鹿児島県西方沖の日本のEEZ内で、違法な底引き網漁をしていた中国漁船2隻を水産庁の取締船「白萩丸」が発見。

 停船命令を出したが、中国漁船はそれに従わず違法操業を続けた。
取締船は、中国漁船に水産庁の職員12人が乗り込み、取り調べを開始した。

 ところが、中国漁船は12人を乗せたまま違法操業は止めずに、そのまま逃走し始めたらしい。

 12人の職員は半日も中国漁船に乗せられたままで、その間、海上保安庁などに連絡を入れどうやら解放されたらしい。
 職員には怪我などの被害は無かったらしいのだが、彼らは明らかに日本の取締に対して何も恐れてはいない。

 先日に起きた、韓国艦船による火器管制レーダーの照射と同じような事件だと言える。

 何が同じかというと、中国も韓国も日本の取締や哨戒機を飛ばす行為には、何もリスクを感じていない。彼らは日本の憲法で日本が攻撃してこないことを熟知しているからだ。

 日夜身を呈して命の危険と隣り合わせの任務を遂行している自衛隊水産庁海上保安庁の皆さん方の苦労を国民はどう考えているのだろうか。

 相手が攻撃してくれば、”専守防衛”の範囲で反撃できるなんて、国賊野党やマスコミの意見は、それほど多くの国民に説得力ある主張であろうか。

 相手が先に攻撃してくれば、こちらに犠牲者が出るのは必至だ。それからしか反撃できないなんてことを肯定する国民が多いのであれば、この国には未来は無いだろう。

 何のために憲法があるのか。何のために領土や国家があるのか。
今の日本人の一部には、これを深く考えようとしない一派が存在する。

 憲法はその国の民が、安心して生活できる環境を維持するためにあるはずだ。
新年がすぐそこに迫った年の瀬。

 来年こそは、日本人が安心して暮らせる環境作りのため、その一番の害になる現行憲法普通の国の普通の憲法に変えていく気運が高まることを祈りたいものだ。