モーニングショーは相変わらず…。


 今朝のテレ朝モーニングショ―を”チラ観”していたら、玉川徹、青木理の両先生が相変わらずのご意見を述べられていた。

 バカバカしいので、途中で消したのだが今朝のテーマは中国のファウエイに絡んだ世界の覇権構想についてのようであった。

 中世以降の世界の覇権の歴史、スペインやオランダ、イギリスなどの全盛期から第一次大戦後疲弊してきたイギリスにとって代わりアメリカの台頭。第二次大戦後はアメリカが覇権を握ったこと。それが、現在中国の目覚ましい経済力と軍事力を背景とした構図が、アメリカの焦りを誘っている。

 これからはサイバー戦争の時代。中国はその最先端を進んでいる。
日本はいつまでもアメリカのポチのままでいいのか。と、玉川先生は持論を展開していたように思われた。

 先日の「そもそも総研」などで、批判が殺到し炎上したとか言われていたようだが、それにめげない姿勢はさすがだ。

 それに今日は青木理という見方がついて、一つ一つ同じ論調で意見を吐いていた。

 結論は、3億ちょっとのアメリカより13億の人口を誇る中国が、世界の覇権を握るだろう。日本は乗り遅れないように中国と仲良くすべきだ。と言いたかったのではないか。

 この二人の頭には、反米、反日、親中の思想がこびりついて、ちょっとやそっとではとれないという印象が高まるばかり。

 単純に、人口を3億と13億で比較するのもおかしい。中国は一人っ子政策のひずみで、13億人の人口動態ではいびつな状態が表面化しつつある。人口が途方もなく多いので産業人口は一定水準を保つことはできようが、若者の数倍の老人人口の問題点は伏せられたままだ。

 そして、決定的なのは、中国の共産党一党支配による国家体制は、天皇を中心に歴史を刻んできた立憲君主制のわが国には絶対にそぐわないということだ。

 いつも現体制に不足ばかりを唱えてきた、玉川や青木が自由にものを言えない中国の1党独裁体制を持ちあげようとする魂胆が理解できない。

 この二人はそんなに、安倍首相が国をリードする体制が気にいらないのであろうか。そんなにアメリカの覇権が憎いのであろうか。

 私は少なくとも、自由にものが言えて、自由に体制批判や「良いことは良い、悪いことは悪いと意見を口にできる日本の体制の方が、中国よりは何万倍も好きだ。
 というか、日本が中国に呑み込まれるようなことが、現実に起これば一人になっても革命を起こすつもりだ。

 いつも書いているうちに熱くなり、横道にそれてしまう。これで今日はお終いにしよう。」