アメリカの中間選挙への思い


 余所の国の選挙については、詳しくもないし、関心も薄いのだが、アメリカとなればそうも言っておられない面もある。

 ほぼ結果は出たと思われるのだが、まあ、想像していた通りになった。

 民主党が、上下両院で過半数を上回ることには、私は反対だ。

 民主党は歴史的に見ても、日本に冷たく中国に甘い。フランクリン・ルーベルと以来の伝統なのか。
 クリントン政権の時もひどかった。

 その点、共和党政権の場合は、その逆と考えられる。

 トランプ大統領は、現代社会における世界観を念頭に考えると、ハチャメチャなところが多くて甚だ心配要素が強い気がする。
 だが、中国への対抗姿勢では、知的財産の保護、経済制裁南シナ海問題などの海洋覇権については、オバマ時代の民主党政権とははっきりと違う。

 今、中国の暴走にブレーキをかけることができるのは、トランプしかいないのではないだろうか。
 そして、安倍首相との関係も良好だといってよい。

 ただ、今度の中間選挙共和党が上院で過半数を維持できたことで、2020年の大統領選挙で再選に勢いがついたとは思えない。

 いろいろ言ってもアメリカは、日本にとって最重要国であることは間違いない。
お互いの立場を尊重しながら、日米同盟が強固に維持されていくことを望むだけだ。