さすが世界に冠たる”人治国家”だ!


 韓国の最高裁は、徴用工の申し立てを予想どおり受け止め、日本の企業、新日鉄に4000万円の支払いを命じる判断を下した。

 元々は日韓基本条約で、最終的結末の就いた問題だ。
あとの、個人に対する賠償請求は、韓国政府と訴えた個人との問題だ。

 ところがこの国は、決着がついた問題に屁理屈をつけ、蒸し返すのが得意中の得意技。いつでもこれを発揮して、その度に国際的信用を失くしていく。何しろ、法律に国民感情が優先する極めて珍しい国である。

 現代社会では、すでに”絶滅危惧種の国”とさえ言えるのではないか。
 それに気がつかない国民、有識者、或いは国民の感情の爆発が怖くて、正論を物申すことさへ失った国なのか。

 日本政府及び訴えられた新日鉄は、当然の事として異議を述べるであろうが、今やこの国相手に異議を挟む行為では解決しないだろう。

 いつも言わせていただいているが、断交しか決め技は残っていないような気がする。幸いに新日鉄は韓国での資産は少ないと聞く。
 ほかの企業もさっさと引き上げの準備をして、お付き合いは当分致しませんと宣言するのが最良の一手だと思えてならない。