似ている…、中国の毒牙は身近に…。


 [一筆多論] 中国と台湾の冷戦構造 川崎真澄

というタイトルの記事が今日の産経ニュースに掲載されている。

 一部を紹介させていただくと
習近平指導部が中国の歴史的な悲願である「台湾統一」実現に向けて、改めて前のめりになっている。

 現民主進歩党蔡英文総統の政権は、「一つの中国」への拒否をはっきりと打ち出し、習近平政権にとっては目の上のコブだ。

 ドミニカ共和国エルサルバドルなど5カ国を2年余りで次々に台湾との断交に追い込み、急速に政治的圧力を強めている。

 さらに、11月24日に投開票が行われる台北市長選など、22の首長選を含む統一地方選への中国の介入が注目されている。

 民主進歩党に言わせれば、「水面下の世論操作や資金供給を通じ中国が、台湾で巧みに親中派の政治家らを支援している」と、中億政府の介入に神経をとがらrせているという。

 米国も中間選挙での中国の介入を警戒。トランプ政権はアメリカでの世論操作が中国主導で行われるのではないかと、それを許さない構えで警戒心を強めているという。

 この話を聞いて、私は今沖縄で行われている世論操作。沖縄の地元2紙である琉球新報沖縄タイムスが、反安倍政権、反辺野古基地移転でキャンペーンを張る。
 何処からやってきたのか分からない、プロ市民と言われるグループ、辺野古移転反対のデモで翻る、ハングル文字の旗などを写真で見ながら、これは中国が台湾を取り込むための方法と同じではないかとの印象をますます強くした。

 習近平指導部は、トランプ氏による貿易戦争で窮地に追い込まれつつある。
そんな中で、中国の覇権主義、中国の権益拡大を人民に示し、毛沢東や鄧小平に劣ると言われる実績面での下地作りに懸命ではないのか。

 そのターゲットが沖縄であり、台湾なのであろう。

 沖縄での中国の工作は台湾と同じで、水面下で少しづつ浸食が進んでいると見て間違いない。
 沖縄の人々が、中国政権下での自由を奪われ、言いたいことが言えない独裁体制に就いてどう考えているのか。

 日本のマスコミは中国の裏の顔は、知らせない権利を使いほうかぶりしたままだ。
今こそ、チベットウイグル自治区の人々への迫害の実態や共産党政権下での圧政を広めるべきなのだが、マスコミが当てにできなければ、ネットでの拡散を心煽る人々の手を借りて実行していく。

 これらのことを呼び掛けたいものだ。