批判する前に、歴史をどう見るのかを学ぶべきだ!



 「『明治150年礼賛式典』 徹底批判!緊急集会」
      に、立憲民主党の杉尾秀哉参院議員ら5人が参加

 これは、今朝の産経ニュースに載った記事のタイトルだ。
この記事によると、
「『明治150年礼賛式典』徹底批判!緊急集会」(村山談話を継承し発展させる会主催)が23日、国会内で開かれ、立憲民主党の杉尾秀哉、自由党森裕子両氏ら5人の参院議員が参加した。会場には150人以上が集まり、政府主催の明治改元から150年を記念する式典を批判した。

 杉尾氏は明治150年について「半分は戦争の歴史であり、植民地支配の歴史だった。安倍晋三首相は負の歴史に真正面から向き合わず、不都合な真実に目を背け、嘘とごまかしで乗り切る」と主張した。立憲民主党福山哲郎幹事長は式典に出席した。

 一方、森氏は新潟県出身であることを紹介し、「私どもは奥羽越列藩同盟だ、明治150年、とんでもない」などと述べ、政府の式典を批判した。社民党福島瑞穂参院議員は「右翼と保守の間にくさびをしっかりと打って、安倍内閣を一刻も早く終わらせたい」と語った。

       引用終わり

 鎌倉時代から続いた武家政治の時代へ終止符を打ち、明治政府は日本の近代化に足を進めた。
 当時は帝国主義の時代で、欧米列強はアジアで権益を狙い国内が不安定、近代化に乗り遅れた国をターゲットに植民地支配を続けた。

 私は、近代化にようやく一歩を踏み出した日本、それまでお米が日本の経済の中心であり、何ら外国への貿易などで多大な利益を上げる産業がなかったわが国が、よくもまあ、欧米諸国に呑み込まれなかったことだと、当時のわが国をリードした明治の元勲諸侯に頭の下がる想いがしてならない。

 いや、お米だけでなく、生糸や銅など輸出できる産物があったじゃないかという意見もあろうが、当時の日本の国力からして武士支配の封建社会を一から建てなおさなければならない日本の状況から、そんなものは小さな産業に過ぎなかったと認識している。

 ロシアは東アジアでの南下政策へ野心をむき出しにする。国の乱れに乗じヨーロッパ諸国に荒らされ放題の清国。そんな中で目覚ましい近代化を進めてきたわが国は、欧米諸国の目の上のコブとして格好の標的であったことは、歴史が証明済みだ。

 それを、杉尾秀哉のように「半分は戦争の歴史だ」と、当時の国際情勢を無視して、ただ、日本が悪いとする意見には、反吐が出そうな気になる。

 欧州諸国の侵略を許して植民地になった東南アジアの国々の様であれとでもいうのであろうか。
 大東亜戦争で、日本軍が解放した東南アジアの国々の年老いた民衆は、今でも日本軍に感謝の言葉を口にする人も居る。

 私の父も台湾で、日本軍の中隊長であったが、昭和50年代にわざわざ台湾まで招待して下さり
現地(台湾・ギラン県)で、大歓迎を受けた。
 つまり、日本は明治維新後半分は戦争という負の歴史を残したという杉尾秀哉の発言は、歴史の真実を不勉強のまま自分の意見にすり替えたに過ぎないのだ。

 朝鮮、中国はしつこく歴史を捻じ曲げて、日本の悪いところをプロパガンダとして使うが、杉尾秀哉たちはウソを積み重ねた特亜の連中の言い分を鵜呑みにしているのではないか。

 朝鮮や中国を除くアジアの国々では、これからの日本へ大きな期待を寄せている。彼が言うように、負の歴史を積み重ねたことが事実であれば、アジアの国々が親日国へと変わるはずがないではないか。

 そうした、わが国の歴史を振り返れば、明治、大正、昭和と時代が推移していく中で、この150年のほとんどは、自国の独立と繁栄を願い血の滲むような努力を重ねてきた先人の方々や戦で尊い命を犠牲にされた軍人とその遺族の方々へ、大きな感謝の気持ちを表さずにはおれない。

 この徹底批判!緊急会議に参加した5人の売国奴どもが、大きな顔をしてわが国の政界で幅を利かすようなことがあってはならない。
 みんなで、大声でこの売国奴の奴らを糾弾したいものだ!