気になること


 安倍総理の消費税10%への引き上げ表明が、リミットを迎えた。
私は、景気の足を引っ張る消費税の増額に反対だが、増え続ける福祉関係予算への体策として、避けては通れない課題だとも思う。

 その中で、軽減税率についてが、気になってしょうがない。
今朝のブロともさんのご意見でも、これについての批判的な記事が掲載されてたが、これを導入すれば、中小或いは零細の業者の方々の新しい負担は想像を絶することになろう。

 何のための引き上げか分からなくなる。
ここは、単純に一律10%でいくべきだ。
 これを採用して喜ぶのは公明党であろうが、国民にはなんのメリットもない気がする。

 我々高齢者にとっては、その場で消費するか、持ち帰るかで課税率が違うなんてややこしいことは、ご免こうむりたい。

 それに、朝日など新聞も、なんでかこの軽減税率の対象になるとかで、どうも納得がいかない。新聞離れが進んでいる今、生活必需商品とはいえない新聞が難で対象になるのか。私はもう何年も新聞の購読を止めているが、それで生活に支障をきたしたことは無い。

 むしろ、”ゴミ”が増えなくて、市の広報がゴミの減量を訴えていることに貢献している。

 地方の零細の小売業者は、この軽減税率の採用で頭を痛めることになろう。こんな境界線のはっきりしなくて、ややこしい制度の導入になぜマスコミや庶民は大声で反対しないのだろう?