「旭日旗」 掲揚自粛、日本は断固拒否 海自「要請は非常識」

　この表題は今朝の産経ニュースに載った記事のタイトルである。

先日から、小野寺防衛相の談話や、記事で韓国軍からの要請ということで、このニュースは伝えられていたが、あまりにも非常識な観光側の要請だ。

　先ずは、記事を引用させてもらうことにする。

　防衛省・自衛隊は、観光側が求める自衛艦旗「旭日旗」の掲揚自粛を断固拒否する構えだ。軍艦旗に当たる自衛艦旗の掲揚は、軍艦と民間船を区別するために課せられた国際ルールで、韓国側の要請は「非常識」（海上自衛隊幹部）と指摘せざるを得ないからだ。

　小野寺五典防衛相は２８日の記者会見で「自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務付けられている。国連海洋法条約上も、国の軍隊に所属する船舶の国籍を示す『外部標識』に該当する」と強調し、国際観艦式に派遣する海自護衛艦に、従来通り旭日旗を掲げる方針を示した。

　海自幹部も「国籍を示す自衛艦旗は国の主権の象徴でもある。『降ろせ』というのは非常識かつ礼儀を欠く行為で受け入れられない」と韓国側への不信感を隠さない。

　旭日旗は日本海軍の軍艦旗として使用され、海自の自衛艦旗にも採用された。先の大戦で日本と激戦を交えた米国を含め、現在では国際社会に広く浸透している。しかし、韓国内の反発は強い。

　平成２８年に行われた日米韓など各国海軍による共同訓練の際には、韓国世論が海自の旭日旗を問題視。各国艦船の韓国・済州島入港が中止された。海自幹部は「困難な政治問題があっても軍事交流には持ち込まないのが国際的な共通認識だが、韓国では反日世論が優先される傾向が強い。北朝鮮問題で日米韓の連携が重要になるが、こんなことが繰り返されれば信頼関係は築けない」と語る。

　　　　引用終わり

　私は先日もこの件には触れたのだが、韓国の要求はあまりにも非常識極まる。

この国及び国民は、国内に困難な問題が山積してくると、必ず何処からともなく反日世論が活発になり、国内問題の解決を先送りして反日で世論をまとめるのではないか。

　これは、中国政府が良くやる手だ。国民の不満をそらすため”反日”という切り札を使いごまかす。バカな国民はコロッと騙されチャンチャン。

　これを真似して、反日の荒探しをした上で、韓国とは全く無関係な旭日旗をターゲットにし始めた。

　大東亜戦争で戦った、ABCD諸国が旭日旗に昔の敵の旗だ。というのなら少しは分かるが、日本と朝鮮が戦った歴史は無い。むしろ同じ仲間として米英と戦った。

　それを、都合の悪いことは隠し、歴史は平気で捏造、歪曲して在りもしないことを事実として拡散させる。いつの間にかそれを真実と錯覚し、感情一杯でウソの吹聴に熱を入れる。

　こんな国民を相手にする価値は無い、と思うのだが。

　小野寺さんは、断固拒否して、堂々と旭日旗を掲げて参加すると表明と宣言しているので、ここは静観することにしょうか。