北海道地震で周辺国の偵察機が飛来、空自が対処しいていた…
織田氏は「自衛隊にリスペクト(敬意を表すこと)がない」と、自衛隊をめぐる憲法改正問題の本質を鋭く指摘した。主催は実行委員会(共同代表、山本順三氏・加戸守行氏)で、織田氏は「憲法に自衛隊を明記する意義・元自衛官の立場から-」の演題で話した。
中略
航空自衛隊の活動と抑止力について、織田氏は北海道で今月起きた地震の影響による2日間にわたる大規模停電を例に、「国民の多くは知らないが、周辺国の偵察機がガンガン飛んできた。これに対し、航空自衛隊は何事もなかったかのように対処した。こういうことが抑止力になる」と紹介した。
尖閣諸島海域の状況についても、「日本が実効支配していなければ日米安保の対象にならない」として、海上保安庁や空自が」常時対処している実態を述べた。「空自の場合、中国が出てくると分かったらスクランブル発進して、常に中国機より先に尖閣の上にいなければならない」。年間1千回に及ぶ緊急発進の様子を語り、「国を守る自負がなければ戦闘機には乗れない」と話した。
「国防は最大の社会福祉」として日々、活動する自衛隊。しかし、織田氏は「国民のリスペクトがない」と実感を述べた。イラク派遣の指揮官時代の経験を披露し「憲法違反の自衛隊反対、イラク派遣反対と書かれた横断幕を見て切なかった。イラクへ行く隊員がかわいそうだった」と振り返った。」
度重なる災害派遣で自衛隊に対する国民意識は変わり、92%が支持となっている。だが、織田氏は「迷彩服は人殺しの象徴だとか、自衛隊のカレーは食べないと反対する人々がいる。隊員は被災者のために温かいカレーを作り、自分たちは乾飯を食べているのに」と嘆き、自衛隊がリスペクトされない原因として「憲法学者の多くが違憲としている」と、憲法問題に行きつくと述べた。
「士気の高い、質の高い隊員が入ってしっかりやる。これが抑止力になる野だが、景気回復で自衛隊に若者が入ってこない。定員を満たせない状態。このままでは先細りになる」と実情を紹介し、憲法改正の国民投票により議論が深まることを期待。「ガンガン議論して、問題点が何処にあるか知って欲しい」「日本の安全と平和を守るため、自衛隊は頑張っている。国民みんなで支え、育てていくことを考えないといけない。隊員に会ったら『ご苦労さん』と一言、言ってください」と会場に呼びかけた。
連絡会は安倍晋三首相が提案している自衛隊を憲法に明記することなどを軸に今後予想される国会発議から国民投票を視野に、議員と民間組織が連携して全国的に衆議院の小選挙区ごとに設立、愛媛では第1区~第4区でこの日同時に発足した。
9月24日、産経ニュースより引用
私が「でも、学者によれば自衛隊は憲法違反だと、否定する人が多い。このことをどう思いますか?」と問うと、「憲法では9条で戦力は持ってはいけないと、書かれてあるから確かに学者の言うことはその通りだと思うよ」との答えが返ってくる。
知人は「存在は必要だし、悪くないと思うけど、憲法に存在を書くのはどうもねえ…」
と、否定的だ。
こんな風潮が日本全国の標準てきなところなのかと、私は暗い気持ちになる。
自衛隊の隊員が、胸を張って国防や災害で力を発揮できるような環境作りをすることは、国民の大きな責務ではないか。反日マスコミや憲法学者、評論家、反日野党などが束にかかって、安倍総理が進めようとする9条に3項を加えて、自衛隊の憲法上のお墨付きをあたえることに反対しても、多くの国民はこう考えているというところを見せつければ、こいつらはおとなしくなるのにと…。
愛媛県が先陣を切って、その環境づくりの行動に移ったことは、喜ばしいことだ。
一日も早く、全国にこの運動が広がることを待ち望みたい。