枝野というどうにもならない野党の代表、日本の将来が暗くなる!
産経ニュース9月15日より
枝野立民代表、日米同盟重視を強調 辺野古移転見直しに「米側は好意的だった」
という記事に目を通して、呆れた気持ちになった。
過って、民主党政権の菅直人が首相の時、あの東日本大震災が起きた。現代人が体験したこともない恐ろしい津波に列島は襲われ、多くの犠牲者を出した。電源を喪失した福島原発の水素爆発、続いて起きたメルトダウン。
この時、菅内閣のスポークスマンであった枝野氏は、”ただちに”を連発して事態の深刻さを懸命に隠蔽しょうとした。
その彼が、今は野党第1党である立憲民主党の代表だ。
彼の言動には、その時の後遺症からか、すぐには信じる気持ちが失せてしまうのだが、この産経ニュースのタイトルからも、にわかに信用し難い思いが頭を過った。
とりあえず、記事の引用をさせていただこう。
[ワシントン=加納宏幸] 立憲民主党の枝野幸男代表は14日、ワシントンで記者会見し、「立憲民主党は日米同盟を重視する立場であり、同盟関係をさらに深めて行きたいという、明確な立場を申し上げた」と述べ、米側に両国関係を重視する同党の姿勢を伝えることが出来たとして代表就任後初めてとなる訪米の成果を強調した。
枝野氏は、米軍普天間飛行場の移設に関し「辺野古に新基地を建設せず、普天間の返還を実現し、米国の極東における戦略にマイナスを与えない」ような解決策を模索する必要があるとし、米側から「行為的に受け止めてもらった」との認識を示した。
枝野氏が一連の訪米日程で会ったのは野党・民主党議員が中心で、外交・安全保障に関わる米政府当局者とは会談していない。これについて枝野氏は「二元外交のような話になれば国益を損ねるので、あえて政府関係者との会談は求めなかった]と述べた。
引用終わり
極東での力のバランスを考えるとき、沖縄の米軍基地の存在はわが国の安全保障上、絶対に必要なものである。普天間の危険を回避し、それに代わる米軍基地を辺野古に移設することが決まるまで、日米政府はどれだけの時間と労力を費やしたと彼は考えているのか。
枝野はその再現を狙っているのかと思ってしまう。
口では”日米同盟の重視”をうたいながら、辺野古移設を否定すればその代替地はどこにあるというのだろう。鳩山が思いつきでいろいろ考えた挙句、何処にもないことが分かりギブアップしたではないか。
さらに枝野が会ったのは、野党の民主党関係者である。外交辞令で枝野に合わせたことも十分に考えれらるが、野党同士の話し合いでは、どう考えても実現性の無い話で終わるのが普通だろう。
もちろん共和党の議員に会話を申し込んでも、それに応じてくれたかは分からないのだが、野党議員同士で対話して、成果があったと自画自賛する枝野代表の政治的感性はどうなっているのだろうかと、疑いばかりが膨らむ。