2020年の東京五輪が心配になってきた


 今日も暑さがひどい!県内では日田市がとうとう39,9度を記録。私の街でも36度となり、じっとしていても汗が身体中から噴き出してくる。

 2020年が今年のような暑さになるとは断言できないが、東京オリンピックパラリンピックの期間中は、日本が一年で一番暑くなる時期だ。

 どうして、こんな時期に?と、不思議に思ったのだが五輪中継などのテレビ電波の空きが関係しているとか。それも、日本の電波ではなくアメリカでの問題が東京五輪に影響しているらしいのだ。

 IOCJOCも選手や観客の健康をどのように考えているのだろうと、頭の中が疑問だらけになる。

 その解決策の一つとして、”サマータイム”の導入も取りざたされているようだ。
しかし、時計の針を2時間ほど進めて果たして思うような効果が出るのかと、また新しい疑問がわき出す。

 私がハナタレ小僧のときの終戦直後、GHQの指導か命令でサマータイムが数年実施されたことがあった。日本では根付かずに数年で廃止されたのではなかったか…。

 その頃、私は今よりさらに田舎に住んでいて、大人たちはみんな”サンマ―タイム”と読んでいたと記憶している。

 もともと、日本人は農耕民族で日の出とともに起き出して働く、日が沈むとみんな家の中でともしびを囲み、明日の準備を済ませ早々と就寝する。文明が今のように発達しない頃なら早寝早起きは、日本人の体の働きに合っていたと思う。だが、現代は夜中でも明け方でも眠らずに働く人も多いし、活動形態も様々だ。

 夏だけとはいえ2時間も時計の針が進むと、世の中の混乱はかなり大きいのではないか。
 結局、昭和39年の東京五輪のときのように、開会式を10月10日あたりにするのが一番良さそうなのだが、それは無理なのだろうなあ。

 7月下旬から8月の今ごろとなると、台風のことも考えねばならないだろう。今日も台風16号の発生が発表された。このところ13、14,15,16号と毎日のように台風が発生している。

 今年の高校野球で、足がつる選手が多い。中には両足がつって担架で運ばれる生徒も居る。

 そんな酷暑が分かっていて、なおも酷暑オリンピックを開催することに、私は心配が付きまとうのだ。