文科省、最近の評判はすこぶる悪いけど…



 またまた、文科省の幹部の贈収賄、自分の息子の裏口入学やジャイカでの僅か140万円ほどの接待、やることが小さくてしょぼい。この風潮は前川助平の天下りの組織的メカニズムの構築あたりからひどくなったのではないか。ああ、日本の教育の質とレベルを落とす原因となった“ゆとり教育”までさかのぼるべきだな。あの”ミスターゆとり”は、しゃあしゃあとテレビに出て安倍政権の悪口ばかりを言っているようだけど。
 元凶はこいつかな。

 その文科省が、
教科書検定基準に新規定 高校「歴史」 偏向防止へ 文科省
との平成34年度から導入予定の指導要領で、高校地理歴史科の教科書検定基準に単元やコラムなどに偏りが無いように求める規定の新設を予定していることが分かった(産経ニュース・7月25日)

 近現代の歴史のバランスと取れた記述を求める原稿基準では、「南京事件の犠牲者の数」などの個別の記述が対象で、単元や題材などは対象外だった。

 今回、単元や題材ごとの内容に拡大することで、議論を特定の方向に誘導しないような教科書作成をヌ流す。高校の近現代史では日本をことさらおとしめる授業が問題視されており、教科書の適正化により授業改善が期待される。

             中略

 日露戦争などの位置づけは大陸進出の本格化という一面的な議論になりかねないが、検定基準の拡大で、アジア諸民族の独立や近代化運動を促した視点も加わる可能性があり、多面的な議論が期待される。

 文科省教科書検定調査審議会は29年5月、近現代史などバランスの取れた記述を求め、対象を単元や題材などのまとまりに拡大することを提言。同年8月の文科省告示で小中学校の社会科で図書内容全体を通じて、社会的事業への考えが深まるようさまざまな見解の提示を求める規定が盛り込まれた。

        引用終わり

 これまでの学校現場での歴史教育では、偏向的な指導が行われることは当たり前。保護者は授業の内容に無関心なものが多くて、ときどき、我が子から「今日社会科の授業で先生はこんなことを言っていた」なんて聞いても、聞き流す親は多かったのではないか。

 とにかく、家庭で高校社会の授業が偏向的であるか、ないかなどが話題になることは少なかったのではなかろうか。
 その間に、生徒たちは受け持ち教師の授業のやり方しだいで、思想そのものがその教師色に染まっていくことも懸念されてきた。

 今度の文科省の指導要領改訂における対応は、偏向教育への是正というか、一方向への偏りが起こらないように、多面的な議論を深めるための措置といえよう。

 最近は、極端な偏向授業はなりを潜めているようだが、南京事件で中国の主張どおりに、取り扱う教師も存在する。

 不祥事続きの文科省であるが、教育行政の総本山と言ってよい文科省が、やっと、偏向教育の闇へメスを持って切り込む、そんな感じがしている。

 中国や韓国が次々に証拠も提示できない案件をまき散らす。日本は子どもたちが将来胸を張って世界で活躍するために、中韓プロパガンダには毅然とした態度で反論していかなくてはならない。
 それ何の、高校現場で中韓のウソを支持するような偏向教育に汚染されたら、たまったものではない。

 今後の文科省の、この問題への適切な対応を見守っていきたいものだ。