ジワリジワリと、菅官房長官の存在感が…。


 岸田自民党政調会長が、総裁選で結論を出した。
この秋の総裁選には出馬しない。安倍総裁の支持に回るとのことらしい。

 池田隼人以来の歴史ある派閥、宏池会を率いるにはいささか態度がはっきりせず、いつもふにゃふにゃとした印象がぬぐえなかった。

 これで、安倍晋三総理の独走態勢が固まったともいえる。
これまでの実績、外国との付き合い、日本のリーダーへの信頼度などから、どう見ても安倍晋三氏以外には、日本のかじ取りを任せられる人は見当たらない。

 これで、2021年までの長期政権が生まれるのだろうが、その間に今度はぜひともしっかりとこの国を任せられる人材を育てることも忘れないで実行してほしい。

 今から云うのは早いとも思うが,石破氏がいくら国民へのさわりの良いことを唱えても、勝負にはならないだろう。野田聖子は自分の力もわきまえず出たい、なりたいと口にしているようだが、これは問題外だ。

 そこでだが、最近の菅官房長官の存在感が増している。
この異常な暑さの中、学校へのエアコンの設置を来年までに整えたいと発言。
 さらに、パチンコ業界へ痛烈なギャンブル規制の法案なり、換金性の制限を実施することを宣言すれば、それを後押しする国民は大勢いると思われる。

 官房長官として、政権の運営を現場で長き見聞きしてきた実績を、今後のご自身のさらなるバージョンアップへとつなげて欲しい。