朗報! 2度とサンゴ礁を荒らされてなるものか。 尖閣の砦、宮古島にも射撃場!



昨日の夕方の産経ニュースには、
 海保、小笠原に巡視船配備 警戒強化、 宮古島に射撃場
と、題する記事が掲載された。

 先ずはこの記事の引用から入らせていただこう。

 海上保安庁が、外国漁船の違法操業が問題化した小笠原諸島(東京都)周辺海域での取り締まり能力強化に向けて、同諸島の父縞への巡視船配備を計画していることが分かった。数年内に実現する方針だ。尖閣諸島沖縄県)周辺海域の警備の要と位置づける宮古島では、離島で初めてとなる海保専用の射撃訓練場建設に着手。最前線に立つ海上保安官の技量を向上させる。
 政府関係者が18日、明らかにした。

 安倍政権が重視する海洋安全保障での対処能力強化と離島の拠点整備の一環。日本の排他的経済水域EEZ)の約3割が小笠原諸島で確保されていることを踏まえ、監視取締艇1隻しかない小笠原海上保安署の体制拡充が急務だと判断した。具体的な隻数の検討や島内で必要な関連施設の整備を急ぐ。

 小笠原諸島周辺海域では2014~15年、多い日で200隻以上の中国のサンゴ漁船が集まって違法操業。1隻だけでは対応できず、他の保安部などからの応援を求めざるを得なかった。

 外交ルートでの働きかけなどが奏功し、ここ数年、サンゴの密漁ほとんど無くなったが、海保関係者は「中国漁船はいつ戻ってくるか分からない。万全な備えが必要だ」と強調する。

             引用終わり

 小笠原諸島の周辺海域で中国漁船が好き放題に、貴重な赤サンゴを密漁したのは3~4年前のことだ。
 マスコミは毎日のように、中国漁船が何隻集まったとか、小笠原諸島の漁民は危なくて漁に出られない、などと報道だけは行った。

 私は中国人の違法行為に激しい憤りをもったものである。多分、私と同じような気持ちになられた人が、相当多かったのではないか。

 しかし、当時の監視並びに取り締まりの体制は、わずか1隻だけという監視取締艇があの広大な海域を守るという心細さであった。
 この記事に書かれているように、最後は他の保安部からの応援で中国漁船を追い払うなどしたのだが、何ともお寒い状況が続いてきた。

 尖閣諸島にしても、状況は同じだ。中国海警局の船は3~4隻で毎日のように領海侵犯している。
 それに対し、海保の船は速やかに立ち去れとマイクで警告を発するだけの行為しかできない。海保の乗組員の方々はさぞかし、歯がゆい想いをしながらシナ人たちの無法ぶりを監視するだけなのだろう。

 宮古島に専用の射撃訓練場ができれば、今のところ、自衛隊の出動が難しいことから海保の役割は大きい。海上保安官の皆さんの島嶼防衛のために行動する場合の技量の向上が期待できることは言うまでもない。

 憲法を改正して、自衛隊が国土防衛の一環として、現場の最前線に立てるのが一番良いのだが、国民の平和ボケ状態が今のままだと、当分は海保の皆さんへ頼るほかに術がない。

出来るだけ早急に、本土から遠く離れた島々とその周辺海域で、中国漁船などの横暴ぶりにストップをかけることが出来る実力を持てるようになって欲しいものだ。