河野洋平、辻元清美、朝日新聞は、反日三点セットだ。
私は、ちらちら読みをした程度で、この人、まだ、反日活動を続けているのかと、思うくらいだったのだが、世の中にはこんな人でもいまだに支持者が居てピント外れの話を聞きに集まるらしい。
今日は、阿比留瑠比氏の極言御免というコラムで、その講演の内容が語られている。引用方々、言い分を聞いてみよう。
引用開始
「植民地問題の処理も出来ていない国に、ただ、(拉致被害者)を帰せ、帰せと言っても問題は解決しない。国と国の関係を正して、帰してもらうようという手順を踏まざるを得ない」
どこかで聞いた理屈
トランプ氏は会談で金氏に「安倍首相は拉致問題を解決しない限り、経済支援には応じない」と伝えたにもかかわらずである。トランプ氏は、首相に「金氏はオープンだった」とも述べたとされる。事態が大きく動くかも知れない時に、河野氏の発言は、まるで的外れだというしかない。
また、今回の河野氏の言い分は、どこかで聞いたことがあるような理屈だろ感じた人も少なくないだろう。筆者は、立憲民主党の辻元清美国対委員長が社民党所属議員時代の平成13年11月、インターネットに掲載されたインタビューでこう述べたことを連想した。
「北朝鮮には、(戦後)補償も何もしていないのだから、そのことをセットにせず『9人、10人帰せ』ばかり言ってもフエアじゃない」
この後、辻元氏は批判を浴びて一応反省を示したが、13日には米朝会談について、こう人ごとのように述べている。
「日本が蚊帳の外に置かれているような外交になっている。自分たちが今まで言ってきたことのメンツは捨てなさい。実を取る外交に転換して欲しい。人頼みはあかんのちゃいますか」
甘い意見は要らない。
安倍首相は20年6月の都内の講演で、北朝鮮におもねるような政策を唱える国会議員らをこう強く批判している。
『政府以外の人たち、特に有力な国会議員は政府より甘いことを言ってはいけない。政府より甘いことをほかの議員が言ってしまえば、北朝鮮はその甘い意見に乗って『有力な議員がこう言ってるじゃあないか。ここまで降りて来て当然でしょう。さらに譲歩しなさい』ということになる。これは交渉の常識だ」
むしろ政府より厳しめの発言をして、政府が日朝交渉の際に「これだけ強い反対があるのを押し切って話を進めている」と言えるようにするのが筋だろう。
「たった10人のことで日朝正常化交渉が止まっていいのか。拉致にこだわり国交正常化が進まないのは国益に反する」
これも批判を受けたが、後に外務省幹部から意外なことを告げられた。
「あれはもともと、(外相時代の)河野氏のセリフだった。槙田氏はそれを引用した形だ」
同胞の生命や人権に関わる国家の主権問題を矮小化して犯罪国家に忖度して自国にばかり譲歩を求める政治家とは、いったい何だろうか。彼らが考える国益とは何なのか。どうしても理解できない。
(引用終わり)
この人物の人間としてダメなところは、それを謙虚に反省するのではなく、逆に開き直り日本政府の批判に回る。
まさに、国賊と言っていい人物だ。
二人に共通する点は、口ではきれいごとを並べ、いざとなると、何の落ち度もなく拉致された被害者を犠牲にできるところではないか。
このような、反日の人物や組織がいまだに政界やメディアの世界に居る。これらのことについて、今、わが国に何が大切で何が必要かを良く考えるべきではなかろうか。
もっともらしいことを並べ立て、国民を扇動する組織や人物にはよくよく気をつけて欲しいと願うばかりである。