わが国の福祉制度を食い物に…。


 昨夜は眠れない夜を過ごすことになった。
夜中の2時、私の眠りが最も深くなる時間だ。
隣に寝ていた家内が、突然、苦しい、呼吸ができないと私を揺さぶり起こした。

 家内は、不整脈が度々起きる”心房細動”とかいう症状で、こんなことは度々だ。
しかし、いつもは脈拍が160くらいで早いのだが、今回は51といつもより遅い。

 救急車を呼ぶかどうか迷ったが、ぎりぎりまで様子を見ようと、安静にさせる。
しばらくして、少しずつ症状が治まり、救急車は呼ばなくて良いほどに落ち着いた。

 こんな心配はいつものことだが、先日、週刊現代で報じられたという、わが国の健康保険制度を食い物にする外国人たちのことが頭に浮かぶ。
 
 奇しくも、今朝の産経ニュースでは、この問題が取り上げられている。

 少し、この記事を引用させてもらおう。

 国民健康保険が昭和36年に全国で制度化されて、現在の「国民皆保険」の仕組みが出来上がった。この日本が誇る建国保険の制度が、今、大変なことになっている。

 ▼外国人による不当利用の実態に迫った、最近の『週刊現代』の特集記事には驚いた。まず日本の病院で脳動脈瘤の手術を受けた70代の中国人患者の例が紹介されている。本来なら200万円近くかかる。

 ▼ところが健康保険証をもっていたので、高額療養費制度を使って、8万円ほどの自己負担ですんだ。ほんの僅かな保険料で、国保に加入する方法はいくらでもある。たとえば3カ月以上の在留資格を有する「留学ビザ」で、入国するだけでいい。「偽装留学」かどうか、見抜くのは不可能だ。

 ▼子供が生まれた際、申請すれば42万円が支給される「出産育児一時金」の制度も狙われている。国保や社保に加入していれば、外国人が海外で出産しても、受け取れる。不正受給はないのか。厚生労働省が月内にも調査を始めると、昨日の小紙が伝えていた。

 ▼ただでさえ超高齢社会で医療費がかさむ一方である。担い手となる働き盛りの人口は減っていく。「国民皆保険の崩壊」、つまり{医者を掲げる}に逆戻りする可能性さえ出てきた。

 外国人に優しすぎる「国民健康保険」の見直しは急務である。

          引用終わり

 どこの自治体でも同じであろうが、政府、自治体は福祉予算の使い方で”無駄”を省こうと、懸命だ。
 我が家にも、あなたはこの何カ月の間に、これだけの医療費を使いました。という葉書が配達される。それを見て、安易に医者通いは慎まないと、と、心のブレーキがかかる。

 私たちは、世界に誇れる健康保険制度のおかげで、自己負担の軽減という恩恵を受けている。このことに関して、ほとんどの日本人は、この優れた保険制度を息長く継続していくために、救急車を呼ぶことにも一呼吸置いて様子を見る。こんな姿勢が何時の間にか自然に出来上がっているような気がする。

 ところが、それを食い物にする外国人やそれで利益を得るブローカーなどの暗躍の温床になっているのではないか。
 国民はこの事実を知り、保険制度の見直しなどを声を大にして政府に是正を求めるべきだ。

 モリカケでしつこく騒いだ、反日の野党の議員たちは、この問題をどのような姿勢で受け止めているのだろうか。