首相発言より伝聞を信じるのか。売国野党もメディアもいい加減にしろ!


 加計学園問題について、愛媛県の新文書に立憲や共産党などが、新たな”アラ”を見つけたとばかりに、勢いづいている。
 政府高官(誰なのか?)は22日、「まるで『伝言ゲーム』みたいだ…」と突き放したとか。

 愛媛県の文書は、「2/25に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に建設予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは『そういう新しい獣医大学の考えは良いね。』とのコメントあり」

 学園のどんな立場の誰が県側に伝えたのか明記されておらず加計氏から何人経由した情報かも不明だ。文書内容と矛盾する材料も出ている。
 (産経ニュースより)

 「2月25日に、加計理事長と面談したことは無い」と、安倍首相ははっきりと否定している。この件については、報道関係者が官邸への来客をチェックする「首相動静」の当日分を調べても出てこないらしいのだ。当然、加計氏の名前は当日分の「首相動静」には記録されていない。

 (産経ニュースの引用を続けよう)
 共産党の小池書記局長は5月21日、国会内で記者団に次のように語ったらしい。
「首相の進退に関わる重大な文書だ。出発点はまさに2月25日の会談だ。首相が『良いね』と答えたことで、全ての話が始まった。
 
 だが、それなら約4か月後の27年6月30日に、安倍内閣はなぜ獣医学部新設に関わる厳しい4条件を閣議決定したのか。当時、国家戦略特区担当だった石破茂地方創生担当相の名前をとって「石破4条件」と呼ばれている。

 石破氏は、獣医学部新設に反対する日本獣医師会の関連政治団体から100万円の政治献金を受け、獣医師会幹部の北村直人衆院議員からたびたび相談を受けていた。27年9月10日の獣医師会の議事録によると、北村氏は石破氏がこう述べたと紹介している。 
  「誰がどのような形でも現実的に参入は困難と言う文書にした」

 言葉通りなら、仮に首相が加計氏に「いいね」と述べていても、何ら影響力を持たなかったことになる。

 石破氏は発言を否定するが、首相発言よりも伝聞記録を信用する野党や一部メディアは、石破氏の否定と実在する会議録のどちらを信じるのか。

  (産経ニュース、沢田大典)

 森友問題がマスコミを賑わせるようになってから、野党と一部メディアの”アベ潰し”は、なりふり構わずの形になった。
 安倍政権を潰すためなら、元々、極右的言動を行っていた籠池前理事長と手を結ぶ。籠池氏が詐欺罪で拘留中にも拘置所に出かけて面談を行う。
 今回の愛媛県から出た文書も、伝聞から伝聞といつ誰がどこで発言したかなどが極めてあいまいだ。

 しかし、反日野党はそれに飛びつく。メディアがそれを後ろから援護射撃。
総理大臣の言葉に耳を傾けようともしないで、かなりいい加減な伝聞記録を鵜呑みにして騒ぐ。
 この国の将来が心配になってくるのは、私だけであろうか。