〔阿比留瑠比の極言御免] 日本「蚊帳の外」論は的外れ
いきなり、引用から始めることにする。
〔阿比留瑠比の極言御免] 日本「蚊帳の外」論は的外れ
「日本が拉致問題にこだわれば、日米間で足並みがそろわないことがあり得る」
山崎氏は11年前、第一次安倍政権時の平成19年にも、拉致問題で進展がなければエネルギー支援は行わないとの政府方針を批判していた。米国の北朝鮮政策が転換したと指摘し、「バスに乗り遅れる」と訴えていたのだった。
「大きな緊張緩和に向けて動き出そうとしている流れに、安倍晋三首相だけが『蚊帳の外』、日本政府だけが置いてけぼりになっているのではないか」
北朝鮮問題で何かある度に、同じような顔ぶれが「バスに乗り遅れる」「日本だけが蚊帳の外だ」と言いだすのである。彼らには日本は、よほど主体性なく右往左往しているように見えるのだろう。
「板門店には反対」
「安倍さんがこれまで主張していた方向になった」
電話会談でトランプ氏は北朝鮮問題をめぐる日本の役割は重要だと指摘した上で、こうも強要した。
「日本はビッグプレーヤーだ。これからもそうだ」 トランプ氏は4月18日の日米共同記者会見でも「拉致被害者が帰国できるようにできることは何でもやるつもりだ」と国際社会に表明している。これがどうして「バスに乗り遅れる」ことになるのか。
中韓も協力の姿勢
「もしかして私を疑っているかもしれないが、私は国連決議に従って実施している制裁を勝手に解除することは無い。信じてもらいたい。拉致問題でも、できることはすべて協力する」 一方、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞(電子版)は6日、日本について「1億年たっても、(北朝鮮の)神聖な地に足を踏み入れることはできない」と批判する論評を掲載した。
引用終わり
反日の野党やマスメディアが、安倍政権の追い落としを狙って「蚊帳の外」だ。「バスに乗り遅れるな」と言うのなら、百歩譲ってまあ、こいつらは安倍政権が安泰であればあるほど、自分たちの存在感は薄れ、政党の場合は次の選挙が苦しくなる。なんて、事情もあるだろうから勝手にほざけばよい。という気分になる。
だが、この山崎拓という元議員。こいつは本当にたちが悪い。
今では、この人物をどれほどの人が支持するのか知らないが、元自民党副総裁という肩書を未だに使っているのだろう。
そんな立場の人間が、反日の野党と共同歩調をとるような意見を吐く姿は、私にはみっともなく見えるばかりである。
この阿比留氏の見解のごとく、米朝首脳会談はその具体的な方法や内容の部分で、安倍首相が提案、進言したことにトランプ氏が強く反応し、実現へ歩を進めたと思われる。蚊帳の外どころか、その中心部で動き、根回ししたのが日本だ。
最後に、ここへ来て、米朝首脳会談が、北の揺さぶりで可笑しなことへなりつつあるようだが、北の思いに同調させてチャラになるのも良いのだはないか。
上手くいけば、内部からの崩壊の兆しが見え始めるかもしれない。その時こそが半島の有事始まりだろう。