ウイグルが鳴らす日本への警鐘
久しぶりに、女優の葛城奈海さんが、産経ニュースで記事を載せている。
表題は
というものだ。
私は今の日本人の平和ボケが、このまま続けばいずれは中国の毒牙にかかり、チベットや東トルキスタンの二の舞になる。わが国にそんな危機が訪れることの予想から、平素から国防と言う国家にとって最大の課題を念頭に置き、どうすれば国を守り、国民の安心、安全を担保出来るかを自問自答してきた。
今回の葛城奈海さんの記事は、まさに、私が心配するわが国の将来についての警鐘である。
憲法に守られ、平和が保証されるという幻想を、すぐにでも改めて、今後の日本の在り方は？ということを考えていただきたい。
早速、記事を引用させていただくことにする。
引用開始
この地で、中国はこれまでに５０回近い核実験を行い、彼らの文化を奪い、「民族浄化」を続けている。
９０万人近い人たちを強制収容し、ウイグル語の使用を禁じたばかりか、街中に監視カメラを備え付け、住民の行動を厳しく監視している。
こうした非人道的な仕打ちに耐えかねたウイグル人が実力行使に及べば、国際社会は「テロ」と非難する。
だが、同氏は、「自分の『国』を守る行為がテロなのか？」と問いかける。
彼自身、帰国したら国家分裂の罪で死刑は免れない。国を失うとは、こういうことなのだろう。
「自衛隊・防衛問題に対する世論調査」（平成２９年度・内閣府）によると、外国から侵略された場合に「一切抵抗しない（侵略した外国の指示に服従し、協力する）」と答えた人は、驚くべきことに６，６％もいるのだ。
彼らはウイグルでの現実、さらには「日本が外国から侵略される」などという事態を、ひとかけらも想像できないのであろう。
単なる自衛隊明記云々ではなく、独立国の軍隊として本質的に戦える組織にと言うことだ。
「ウイグルは、日本に警鐘を鳴らすことができると思います」
迫り来る侵略の手に毅然と立ち向かわなければ、どうなるか。他山の石とすべきであろう。
（葛城 奈海）
引用終わり
私が知人、友人と会話して、国防の問題が話題になると、ほとんどの人が危機感ゼロの意識で会話が成り立たない。
ある人は「今の平和憲法がある限り、日本を攻める国などあり得ない」
別のある人は、「日本を攻める国があるのなら、具体的にその国を教えてくれ」
極めつけは「戦争は悪です。どんな形でも戦争には反対します。もし、攻める国があれば、無抵抗で相手に服従します」
と、答える。
このような、日本人が津々浦々にごまんといるのだ。
どうして、日本はこんな国になったのだろうと、むなしさだけが心に残る。
戦後の教育の影響か。はたまた、大東亜戦争で敗戦国になったことが原因か。
しかし、私には子や孫が平和な日本で、不安なく生活を続けて欲しいという大きな願望がある。
だから、自分たちがそのようになるはずはない。中国がそんなにひどいことをするはずがない。と、真剣に考えている人が多いという事実を、私たちは知らなくてはならない。
自分たちの文化が破壊され、民族浄化が進むことがどんな結果に繋がるのか、想像が出来ない。
こんなバカな日本人が、マスコミや左派の洗脳でつくられていく現状に、私たちは歯止めをかけなければ、日本の将来はない。
その点で、ウイグルの現状は、大きな日本への警鐘だと思う。
