加計文書「『首相案件』と書かれたメモ、それがどうかしたのか」



産経ニュースの[目線~読者から]というコーナーがある。
ここで、
 加計文書「『首相案件』と書かれたメモ、それがどうかしたのか」(4月4~12日)
  
という記事が目に留まった。
 今、野党の一部もマスコミも、佐川前国税局長官の証人喚問が不発に終わったために、防衛省の日報問題だとか、加計問題での愛媛県職員のメモを、安倍内閣を攻めるアイテムとして使い、まるで鬼の首を取ったような大騒ぎ。何としてでも安倍晋三首相を、総理の座から引きずり降ろそうと躍起になっている。
 どうも、この反日野党とマスコミの連携は、よってたかって反論、抵抗が出来ない対象への陰湿ないじめの構図を思いだしてしまう。

 もちろん、安倍首相の立場は一方的ないじめを受ける弱いものではないが、無関係と思われることに尾ヒレをつけて、~だから、きっとこうに違いない~という憶測を絡めて攻めてくる。まるで子供の喧嘩ではないか。
 これが、我々が選んで国政の場へおくりだした国会議員だと思うと、何と、粗末な人間へ一票を投じたのだろうと、情けなくなる。(ただし、私はこんな粗末な連中には大切な一票は投じていない)

 前置きが長くなったが、この記事を引用させてもらうことにする。

        引用開始

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画に関して、愛媛県職員らが平成27年4月、当時の柳瀬唯夫首相秘書官に首相官邸で面会し、柳瀬氏が「首相案件」と語ったとする記録文書が存在することが明らかになりました。産経新聞は11日付で、中村時広愛媛県知事が10日、県職員作成の備忘録のようなメモが存在したことを明らかにしたものの、内容について「コメントできない」とした会見、共同通信が入手した文書には「首相案件」との記述があったこと、柳瀬氏が面会を否定するコメントを発表したことなどを報道。12日付では安倍晋三首相が衆院予算委員会でメモの内容を否定し、「獣医学部新設のプロセスに問題はない」と語ったと報じました。

 11日一面トップ記事のメイン見出し「加計文書に『首相案件』」「面談『元秘書官が発言』」に「多くの読者はメイン見出しで印象を決めるのでが、小さい見出しで『愛媛県知事〈職員メモ〉』と補足したが、備忘録が何か公的に内容が保証された権威あるものと受け取ってしまいます」(神戸市、男性)▽「『首相案件』と書かれたメモがあったとして、それがどうしたのか、安倍首相の支援者でもファンでもないが、最近のメディアにはイジメの構図を強く感じる(男性)

 その「首相案件」については「職員がどう言う意味で書いたのか確認してから記事にすべきだ。国家戦略特別区域諮問会議の議長は首相。規制改革を先頭に立って進めてきたわけだから、言葉通りなら、すべての案件が首相案件だ」(神戸市、前出の男性)▽「言葉が独り歩きしているように感じる。特区と言う意味での首相案件なのでは、メディアはこの『特区』を切り捨て、まるで個人的なえこひいきのような印象を醸し出している」(さいたま市、50代女性)

 このほか、大相撲で女性が土俵に上がり、倒れた市長を救った件についての記事もあったが、ここではカットさせてもらう。

     引用終わり

 多くの読者は、この「首相案件」について、冷静に判断されているようで、なにはともあれ安心した。
 私がよく目を通させていただいているブロガ―の人の記事で、野党の支持率が落ちていることについえて触れていた。

 今のつまらない、重箱の隅をほじくる野党の姿勢には、国民の多くがほとほと呆れかえり、白けた目で見つめているのではないか。

 それに気がつかない野党であれば、いくら口先だけで安倍内閣を攻撃しても、結果は明らかだ。
 今日は、アメリカが英国、フランスの同意を得て、シリアの空爆に踏み切ったニュースが報道された。

 冷戦時代より深刻だといわれる米ロ関係。これからはもっとひどくなるのではないか。その後にはアメリカと北朝鮮の首脳会議や海洋進出を鮮明化させている中国の動きにも神経をとがらせる必要がある。

 いつまでも、森友だ、加計学園だと重箱の隅をほじくるのをやめにして、国民のためという大所高所からの政治家らしい取り組みに遷延して欲しいものだ。