まるで茶番劇！
昨日の前国税局長官佐川氏への、国会証人喚問は、野党のお粗末さを浮き彫りにした茶番劇だったと言える。
最初から、刑事訴追の恐れありとの質問については、明確な回答は得られないことが分かっていて、佐川が「刑事訴追の恐れがありますので・・・」と回答を拒否すると、共産党の小池や立憲民主党の福山などは、感情をあらわにして、なじることしかできない。
野党がどうしても答えを引き出したiいところは、刑事訴追の恐れありとして、回答を拒否することは、政治に素人の私でも想像できた。
佐川氏としては、法律で認められた権利を行使したというわけで、どこにも可笑しなところは無い。
しかし、野党の面々は、自分たちが期待する回答が得られないと、感情露わに怒りだす。まるで、子どもたちの”学級会”と同じだ。
この証人喚問の前触れ（？）として、わざわざ拘置中の詐欺犯である籠池への接見を行い、国民へパフオーマンスして見せた。
だが、ここでも、目新しい証言は得られなく、野党のお粗末さを見せてくれただけだ。
それにしても、佐川氏の精神的強靭さには、感服させられた。さすがに、財務官僚として、長年にわたり修羅場（？）をかいくぐってきた経験からか、長時間に及ぶ証人喚問へ、次々に交代して攻めてくる野党議員の質問を、言質をとられることなく交わし続けた。
その強靭な精神力へ脱帽だ。
官僚天国とか、官僚社会だとか、いろいろ批判され、中には、前川助平みたいなエロ官僚も出てはくるが、おおむねこの国は我々官僚が支えていると言った気概が、ある意味証明されたとも言えるのではないか。
この問題の核心部分は、大阪地検などの捜査を通じて、法的に明らかにされるだろう。どこまで、捜査の手が及ぶのかは、見当もつかないが、野党のようにガヤガヤ外野的に騒ぐだけ良いとは、決して思わない。
野党がどうしても安倍内閣を倒したいのであれば、堂々と対案を示し、その上で国民世論を味方につける。
いつまでも、森友などで時間の無駄使いをするのではなく、国民での論議を通し、正攻法で内閣を糾弾して行って欲しいと思う。
