嫌な親子だ

ヒステリックな野党やマスコミが、時の政権を批判する。
 今は安倍政権がその矢面に立たされている。
こんな時に、必ず顔を出すのが、政界を引退したはずの小泉純一郎元首相だ。

 今度も財務省の決済文書の改ざん問題に絡み、口を出してきた。
父親がしゃしゃり出ると、息子も黙ってはいない。

 短い言葉で、批判めいたことをメディアの前でおしゃべりする。
マスコミがそれに飛びつく。
大衆は、訳も分からないまま、とにかく進次郎さんが言ってるのだからと、拍手を送る。

 マスコミは、次期総理が近いなどと、無責任なことを言いながら、大衆の扇動を続ける。

 こんな図式が定着すると、この国の将来が見えてくる思いで、つい、暗くなる。

 ああ、嫌だ、いやだ。