産経抄から…、2月24日

 
[産経抄] 韓国ともいつか仲良くなれるのではとつい夢を見たくなるが…
 昨今の国際情勢をかんがみれば、さもありなん。「米国の最大の敵対国」を聞いた米国のギャラップ世論調査で、米国民の51%が北朝鮮と答え、トップだったという。2位がロシアの(19%)3位が中国の(11%)というのも、米国の立場を考えると順当だろう。

 ▼一方、お隣の韓国はどうか。韓国は平昌五輪閉会式に合わせ、北朝鮮キム・ジョンウン委員長の側金で、かって対韓テロを主導したとされるキム・ヨンチョル氏を団長とする高官代表団を受け入れる見通しだ。韓国自身や米国の独自制裁の対象者でもあるにもかかわらず、である。米国も不快感を示している。

 ▼かと思うと韓国のチョン・ヒョンペク女性家族相は22日、ジュネーブの国連欧州本部で、慰安婦問題への関心を喚起するするため、仮称「慰安婦研究所」の新設を明言した。さらに、日韓合意で使用は不適切だと認めた「性奴隷」との表現も使った。

 ▼日米韓の連携が何より大切な時に、平気でそれを壊すようなまねをして悪びれない。「韓国は歴史的に自己中心的な国」(外務省幹部)というより、国際関係や他国の国民感情が全く理解できない子供のような国なのだろう。

 ▼ムン・ジェイン大統領が秘書室長として仕えたノムヒョン元大統領は、ラムズフェルド米国防長官(当時)との初会談で、「仮想敵国は日本だ」と言い放ち米国を呆れさせた。ノ氏は平成18年7月、海上保安庁巡視船の撃沈も辞さない「危害射撃」を許可したこともある。

 ▼平昌五輪のおける日韓両選手の温かな交流を見ると、韓国ともいつか仲良くなれるのではとつい夢を見たくなるが、そうはいくまい。韓国が初代の李承晩大統領以来続く反日教育をやめ、対日観を改めない限り、真の友好が根付くとは思えない。
                引用終わり

 今日で、平昌五輪が幕を閉じる。
羽生選手を筆頭に、スケートやスノーボードカーリングなど多くの競技で、私たち日本人の心を熱くしてくれた。
 だが、今回の大会ほど、政治色を色濃く出し、ナショナリズムを大きく煽ったことはないのではないか。

 北朝鮮との会合、応援団、など五輪とはあまり関係がなさそうなことへの関心が大きくなり、選手たちの活躍が霞む。
この様子を見ていて、韓国人の心のうちがますます分からなくなった。

 この産経抄にも書かれてあることだが、大統領が直接、日本を最大の敵国だと名指しする。それを聞いたアメリカも、呆れたり驚いたりしたことだろう。

 つまり、外交など国家間の付き合い方が、独立国として全く分かっていない。
どんなにわが国へ対し、文句を並べてもこれまでのわが国から受けた恩恵は、計り知れないものがあるはずなのだが、この国にはそんなことは通用しない。

 この記事では、”子供のような国”と表現されているが、子どもではなく”キチガイのような国”と表現する方がピンとくる。
 こんな”異常国家”がすぐ隣にあるというのが、我が国の最大の不幸なのだといえる。