笑って過ごしたい、この一年

 ついこの前明けた平成30年、その初めての月が終わろうとしている。
とくに今年の寒さは厳しい。温かな春の日差しを浴びることができるのは、かなり先のようになりそうだ。
 
 寒さが厳しいと、気持ちも沈みがちになる。
老人施設を訪ねても、入口に大きく「インフルエンザ警戒中」の張り紙があり、施設を訪れる人も少ないのだろう。いつものこの時期に比べ、より静けさに包まれているような気がしてくる。
 
 こんな時こそ、笑いに包まれた生活が大事で、笑いで寒さを吹き飛ばしたくなる。
懇意な医者の話だと、”ウソ笑い”でも健康に効果があるらしく、人体は笑うことで、がん細胞などを撃退する「NK細胞」が活性化するらしい。
 
 そんな中で、淡路島・八浄寺というところで、恒例の「笑福まつり」という催しが開かれたそうだ。
 
 これも産経ニュースからだが、
願いを唱え豪快に「ワッハッハッ」 寒さを吹き飛ばす明るい笑い
                        淡路島・八浄寺で「笑福まつり」
という記事が掲載されてりる。
 
 笑いで一年の福を呼び込もうと、兵庫県淡路市佐野の八浄寺で、毎年恒例の「笑福まつり」が開かれた。32回目の今年は、県内外から0歳~91歳まで計23組の男女32人が参加し、厳しい寒さを吹き飛ばす明るい笑い声が冬の境内に響き渡った。
 
 笑福まつりは、秘仏の大黒天を開帳し、開運や厄除けを祈願する「初大黒天祈願大祭」の一環で、「笑う門には福来る」のことわざにちなんで開催されている。
 七福神の「大黒天」にふんした同寺の大木裕文役僧が進行役を務め、参加者らと軽妙なトークを交えながら会場を盛り上げた。
 
 参加者らは「良縁の恵まれますように」「健康で日々を過ごせますように」などと抱負を述べ、身体全体を使って「ワッハッハッ」と観客らに笑いを披露した。七福神にちなんで7組に米などの賞品が贈られた。
 
 生後6か月の弥彦君を連れて参加した大津市の会社員、樫本貴史さん(41)は「子どもが元気に育つようにとの願いを込めて笑った。思いは伝わっったはず」と笑みを浮かべていた。
 
           (引用終わり)
 
 多分、全国のあちこちで、このような催しは行われているのだろうが、年初に大笑いして寒さを吹き飛ばす。風邪などの厄病が笑いで吹き飛ばされれば、こんな良いことはない。
 私も、この一年、大笑いして過ごしたいものだ。