私の10大ニュースは
今年も残す時間が100時間を切った。
振り返れば、過ぎ去った時間の早さに驚くだけだ。
世間では、マスコミの主導で世界や国内の10大ニュースとやらが、発表されている。
そこで、私の場合どんなことが、私的な10大ニュースだったかを、検討してみた。
憲法改正については、この発言をするとすぐさま、お前は右翼か。などの中傷や避難の言葉が返ってくることが常であった。
しかし、今年の反応は今までとは少し違った。
だが、護憲を唱える周りの人たちは、9条があるからこそ日本は平和が保たれてきた。戦争ほどの罪悪は無いのだから、戦争できる国へと進むことには反対だ。などと、この70年間変わらない姿勢を未だに貫いている。
私はこの論や姿勢に納得し難い思いに駆られ、つい反論したくなるのだ。
国民への危害が心配される事態が起こったとき、それに何の対処も出来ないものでは、憲法としての存在意味はない。
国の交戦権まで奪っている9条がある限り、国民が安心して暮らせる環境作りなど不可能ではないのか。
このことは、憲法の25条にも関連してくる。
25条は、全ての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
25条では、経済面からの規定にかたよっているのだが、紛争から起こる生命の危機について、国としてどうあるべきかも考えるべきだと思う。
さらに、”全ての国民は”とあるが、
国民とは、国家を構成する人のことで、その国の国籍を有する者がそれにあたる。
実情はどうであろうか。
私的な10大ニュースの話題が、憲法に集約されてしまった。
来年こそは、日本国民が安心して今の暮らしが続けられるような、憲法改正の動きが具体的になっていくことを願いたい。