中国、なんと汚いやり方をする国か

産経ニュースで
[歴史戦]
 「フィリピン慰安婦像」現地ルポ、日本側に動きを察知されぬようステルス化する中華系団体、大統領府も「寝耳に水」
というタイトルで,16日に、ルポの記事が掲載された。
 
 一部を引用させていただき、この問題について考えたい。
 
 フィリピンのマニラ湾の臨む、約3キロの遊歩道には、元大統領や人気俳優らの銅像が立ち、市民に親しまれている。
 そこに唯一、実在した人物ではない像が加わった。
 
 中華系団体が、フィリピンの人権団体を巻き込み、密かに準備を進め、マニラ市や政府機関の”お墨付き”を得て8日に除幕した「慰安婦像」だ。
 
    中略
 
 隠れて既成事実を積み重ね開き直る中国の手法は、南シナ海の人工島の軍事拠点化でも実証済みだ。
 
 日比が戦後に築いてきた友好関係に、中国の新たなくさびが打ち込まれた。
 
         引用終わり
 
 この文章は、かなりの長さなのだが、ここでは全文を引用することより、今、私たちが知らないところで、中国という国が、世界中に日本の評判を落とすための歴史戦を展開しているという事実の方に重きを置きたいと考えた。
 
 現地で、マニラ市の人に。この像や慰安婦について聞いてみたら、誰もが知っていないという返事が返ってきたそうな。
 
 つまり、中華系の団体と恐らく後ろで糸を引いている中国政府は、どんあ些細なことでも”日本という国を貶める”材料となると、判断すればお金をかけ、時間をかけして、既成事実を積み重ねてくる。
 
 しかも最近は、我が国の察知を恐れて、水面下でプロパガンダを創り上げる。
日本政府も、日本人も表立っての動きには、以前よりは反応しているようだが、中国の動きは、記事にあるようにステルス化しているのが特徴といえる。
 
 長い間の”表面的な平和”に毒されてきた我が国には、スパイ防止法などの法律がない。当然、国家機関としてのスパイ組織もない。
 
 政府は早急に、この制度の検討に入るべきではないのか。
すぐに、反日野党、マスコミ、一部の学者、自称評論家などが騒ぐだろう。だが、今、野望を実現しょうと世界の覇権に動いている中国を相手にするには、スパイ活動は必要不可欠ではないのか。
 
 国の安全、安心を担保するには、犠牲や応分の負担は必要になる。
コンピューター社会がますます進化していく時代での情報戦は、国や民族の在り方に決定的な意味を持つ。
 
 今回のフィリピンの慰安婦像の問題でも、日本の情報戦への弱点が露呈されたと言えるのではないか。
 事前に察知できておれば、手も打てたであろう。
今の動きを見ていると、中韓は我が国を貶めるため、世界中へ慰安婦や徴用工の像を立てていくのではないか。
 
 何しろ、中国人だけで、世界人口の5分の一を占めるのだ。彼らが世界へ散らばってそのような動きを始めると、日本人の一部は肩身の狭い思いをしながら、世界という舞台で生きなければならない。