文在寅氏訪中で、中国の本性分かったのが成果?
産経ソウル支局の名村隆寛記者の記事
タイトルは[文在寅氏訪中] 「冷遇」「無礼」「侮辱」 韓国で中国批判噴出 「本性分かった」のが成果?
とある。これを見て思わず笑いがこみ上げた。
続いて
「国賓に対する欠礼」 「外交慣例を無視」 「冷遇を超えた無礼」 「無礼を超えた侮辱」 「傲慢」 「高圧的」 「意図的かつ悪意ある態度」 「納得し難い事態」 「暴力的な本性」
と、来て、またまた、大笑い!
この人物が外交に自ら乗り出せば、中国にこうやってあしらわれることは想像がついていた。
大統領になって後、あっちへゆらゆら、こっちへゆらゆらして、一向に態度が定まらぬ。このような人格は、大統領になる前から韓国の人は分かっていたのではないか。
こう言う人物を選んだ責任を、この国の人たちはどのように考えているのだろうか。
さて、名村隆寛氏の記事に戻ってみよう。
文在寅大統領の3泊4日の中国訪問中、韓国では文氏を「国賓」として招いた中国の”冷遇”への批判が連日飛び交った。特にメディアの怒りはすさまじく、韓国人カメラマン2人が中国人警備員の暴行で負傷したことで怒りは増幅した。
何と文氏はこの日、庶民の食堂で夫人とともに朝食をとった。
大統領が中国で受けた扱いは、韓国世論の自尊心を砕いた。同時に高圧的な中国に対し、文氏は何も主張出来なかった。中国側の態度に、韓国では「見せしめか」
[飼い慣らし」(韓国紙)との非難も出ている。
中国側から頼まれもしないのに「南京大虐殺」や日本との歴史に何度も言及し、すり寄る姿勢。一方で、中国にやられっぱなしで何もできなかった文氏と韓国政府に対し、「屈辱外交」 「朝貢」 「物乞い外交」との批判が保守系野党やメディアの間で強い。
韓国大統領府は中国冷遇論の戒めに躍起だが、中韓首脳会談で韓国側は結局、何も得られなかった。
「中国の本性が分かった」(複数の韓国紙)のが幸いで最大の成果であったようだ。
引用おわり
まあ、韓国のマスコミの怒り、韓国国民の憤りも解る気がする。
ここまで、コケにされて静かにしとけとか、おとなしくしろとはなかなか言えない。
しかし、冒頭に書いたように、この人が大統領であれば、こうなることは私たち政治の素人でも想像がついた。
今になって慌てて、相手を非難してもどうにもならない。
今後の中国は、朝鮮国が昔シナの属国で、朝貢外交を復活させたいとの目論見があり、今回は将来へ向けての実験だったともとれる。
要は、中韓が良いのか、日米韓が良いのかのはっきりした選択を、この人物がとれるかどうかであろう。
ただし、私個人としては、日米は良いけど、日米韓となると大いに反対だ。
こんないとも簡単に、国家間の約束を反故にする国との付き合いは、御免こうむりたい。