反省と言う言葉を知らない新聞社

　徹底検証「森友・加計事件」

朝日新聞による　選後最大級の報道犯罪　という本の著者にクレームをつけたというニュースを見た。

　この本が話題となり、朝日はさぞや焦ったのか，はたまた朝日の主張が正しいと抗議の声を挙げたのか。

　著者の小川栄太郎氏は、瑕疵がある箇所を除けば、何らウソの記述はしていない。と、余裕の対応だ。

　「総理の意向」だとメモられた紙切れを、総理糾弾の決め手とばかり前文部事務次官の前川喜平を持ち上げながら来る日も来る日もこのニュースを流し続け、読者を恣意的に洗脳した。

　たちの悪いことに、自分たちが知らせたいことを大げさに、知らせたくないことには意識的に触れない。例えば、前愛媛県知事、加戸守行氏の「行政が正された」というコメントなどは、記事にはならないままであった。

　朝日の報道をみた読者は騙され続け、この本に目を通した人なら誰もが、朝日の記事は偏っているなと、思ったのではないか。

　朝日は危機感を感じたのか、この小川氏と著作物に噛みついた。

朝日は、名誉棄損などで小川氏を起訴したらどうだろう。

法廷で、どちらが間違っているのか。どちらの主張が正しいのか、専門家の意見なども聞いて白黒をつけるというのも、良いのではないか。

　私がこの本を読んだ感想は、時系列でこの二つの騒動を追って記憶をたどると、どう見ても朝日やNHKが事実を歪曲して報道したとしか受け取れない。

　それを小川氏の主張が間違っていると言い張る朝日は、よほど窮地に立たされているのか。

　　成り行きを見守りたい。