よく言うわ!

 11月17日の産経ニュースでは、以下のような記事が掲載されている。
これらの国の感覚はどうなっているのだろうかと、あいた口がふさがらない。
 全文引用させていただこう。
 
 中国、北朝鮮 自国のことは棚に上げて言いたい放題
     国連人権理事会の対日事前調査
 
 国連人権理事会が日本の人権状況に対する暫定報告書をまとめるに当たり、14日に開いた事前調査で中国や北朝鮮は、自国の人権状況を棚に上げて、対日批判を繰り広げた。
 
 北朝鮮の代表は差別やヘイトスピーチに言及した上で「継続的な人権侵害を懸念する」と表明。
 中国は、日本の教科書から慰安婦に関する記述が削除されたことを理由に、国民の知る権利が侵害されていると主張した。
 
 北朝鮮が日本人を拉致し、長年にわたって拉致被害者北朝鮮国内に捕えている事実はこの上ない「継続的な人権侵害」であり、
 中国では天安門事件についてインターネットで検索することすらできないほど検閲が強化されている。
 
 外務省関係者は暫定報告書に関し「各国の発言がほぼそのまま掲載されている、報告書というよりも議事録のようなものだ」と指摘し、中国、北朝鮮のなりふり構わぬ主張を「実に趣深い」と皮肉まじりに語った。
 
           引用終わり
 
 この記事には韓国は登場していないが、中国と北朝鮮と言うより、中国と南北朝鮮と表した方がピンときそうな記事である。
 
 中国の主張する”南京の事件”などもこのような一方的な発言が独り歩きして、世界の国々へ大きな誤解を振り撒いた。
 朝鮮の”慰安婦”問題も然りである。
 
 堂々とウソを振り撒き、それが何度も重なると、いつしか本当にあったことと誤解され、日本は窮地に立たされる。
 先ず、外務省などが声を大にして、抗議や否定の談話を発し、事実ではないことを世界に向けて示していく努力が必要だ。
 このことにはもちろん政治家の行動も問われ、国民挙げて中国や朝鮮の言いがかりを否定すべきだと思う。
 国際社会での日本の外交力が問われる問題だが、この点になると我が政府の対応は心配要因が大きくなる。
 
 政府、政治家を動かすには、国民の声の盛り上がり、行動などが必要だ。
さらに、日本国民でありながら、信ぴょう性に大きく欠ける南京事件などを本当にあったことだと吹聴する一部の人たちに、論戦を挑む必要も出てくる。
 
 つまり、世界の中で自分の国がウソの情報で、貶められている現実を訴えていく。のほほんと構えている人々へ、真実はこうなのだと訴え続ける努力が必要なのではなかろうか。
 
 今朝の「ニュースの深層」でも、『人権侵害=チベット通州事件』の関するユネスコへの申請は、審査段階で却下されたと伝えられている。
 
 ユネスコ中韓の委員がすべてを牛耳り、そこには公正性や公平性は全く見いだせない。中韓の暗躍で我が国の過去はどんどん汚される。そのような現実を日本人として許すわけにはいかないのだ。