ブルース・ブラザース

 土曜日から家内が留守で、私は目下独身中。
退屈なので、何の気なしにTVのスイッチを入れたら、BSで昔の映画「ブルース・ブラザース」を放映していた。
 この映画はもう30年ほど前に、初めて観たのだが主演の喜劇俳優ジョン・ベル―シと弟役のダン・エイクロイドの息のあった演技が素晴らしく、何度観ても飽きが来ない。
 
 他の共演者がまたすごい。
キャブ・キャロウエイ、ゼームス・ブラウン、レイ・チャールズアレサ・フランクリンなど歌も演技も達者な人々が、画面一杯を飛び回り退屈をどこかに吹き飛ばしてくれた。
 
 今日初めて発見したのだが、ミニスカートのモデルで一世を風靡したツイッギ―や最後のシーンでは、税務官役でスティーブン・スピルバーグも顔を出していた。
 
 さすがにエンターテインメントに徹するアメリカ映画だ。
豪華な出演陣といい、見事な演出でトイレに行く暇も、観客に与えない。
 全体はミュージカル仕立てだが、ジョン・ベル―シは喜劇役者なのに、歌のうまさも抜群だ。
 
 私が高校生のとき流行ったエルビス・プレスリーの「監獄ロック」などは、プレスリーに引けを取らないほどの上手さだ。
 
 もう,鬼籍に入った人たちが多いはずだが、映画はいつまでも色あせない。