若い人こそ選挙に・・・

 前回の選挙は投票率が低かった。
しかし、選挙管理委員会は、何とかして投票率をあげようと、期日前投票を呼び掛けたり、地域によって投票時間の締め切りを延ばしたりと、努力のあとがうかがえる。
 
 とくに期日前投票の効果は各地で広がり、今回も投票を済ませた人は前回以上を数えているのでは無いだろうか。
 
 今年は南の海を北上する構えを見せている台風21号が、投票日あたりに日本へ影響を与えそうだ。
 
 その前に投票を済ませておいた方がよいか、私は迷っている。
ところで、私の暮らす大分県では、50歳以上の人たちの投票率に比べ、若い人たち投票率がかなり低い。
 この傾向は何も大分県だけではなく、全国的に同じなのだろうが、学校での働き掛けはどうなっているのだろう。
 
 先生たちは、自分の生徒への言動が、公職選挙法違反になりはしないかと、心配する向きもあるだろうが、何故、選挙に行くべきかなどの啓蒙は、堂々と行える教師の務めと言える。
 
 我が国のような政治体制の場合、一般の国民が政治に参加できる唯一の機会だ。選挙の投票行為は、将来の日本の在り方や自分たちがこの国を背負う年代になったとき、誰にこの国のかじ取りを任せれば良いのかを投票で示すことのできる大事なチャンスなのである。
 
 候補者の人となり、どんな考えの持ち主か、過去どんなことと取り組んできたのかなどを学び取り、ぜひ投票の行動を起こして欲しい。
 
 その行動の結果が、将来の自分たちの生活に大きく影響してくることを思い浮かべて、大切な一票を投じて来て欲しい。