迷惑行為

中国が打ち上げた宇宙ステーションが、制御不能となり地球上に落下するらしい。
これは中国政府の発表だから、信ぴょう性は高い。
 
 中国は、地球制覇の次は、宇宙の覇者を目指し盛んに大気圏へロケットを打ち上げている。
 打ち上げるのは結構だが、打ち上げる技術の向上には並々ならぬ力を傾注して、大気圏へとロケットが到達すると、国を挙げて喜ぶ。
 
 しかし、打ち上げた後の人工衛星の切り離し、軌道導入後のコントロールなどには、かなりの問題があるのではないか。
 
 制御不能となれば、軌道を外れて大気圏へ突入。燃え残りは地球のどこかに落ちて、最悪の場合はそこで暮らす人々に甚大な被害を与える。
 
 今回の衛星墜落には、いつ落ちるか、どこに落ちるかはまるきり分からないのだそうな。
 こんなはた迷惑なことは無い。
国土の狭い国々へ落ちた場合は、大きな災害につながる恐れがある。
我が日本もその対象の一つだ。
 
 北のミサイルの迎撃も必要不可欠のことだが、中国の衛星落下も大きな問題だ。
我が国の防衛体制は、このような中国などが打ち上げた衛星が落下するとき、撃ち落とすことが可能な、迎撃体制の研究に取り掛かるべきだ。
 
 それにしても、迷惑な国々に囲まれている我が国の平和はいつまで続くことなのだろう。