国家の危機はじわじわと…
我が国の報道は、テレビを見ていると、このニュース一色だ。
今の段階で大騒ぎする必要は無いのだが、同じことを繰り返す、総理や官房長官の談話だけがむなしく聞こえてくる。
今は大騒ぎする必要は無いといっても、このところ北朝鮮のミサイル開発は、弾道距離や着弾地点などが、どんどん進歩して行っているのは間違いのない事実であろう。
いずれ、近い将来には、核の小型化、ミサイルの性能などが、北朝鮮の目標とする段階まに達することは間違いないであろう。
今回、北朝鮮のミサイルが我が国土を飛び越えて太平洋に落下したことへ関して、テレビコメンテーターの意見はいろいろだが
韓国のむんジェイん大統領は、北朝鮮との融和を求めて再三話し合いの用意があるとシグナルを送ってきたが、無視されたままだ。
コメンテーターの頭の中には、本当に北朝鮮が対話に応ずるとの確信があって発言しているのであろうか。
口先だけのきれいごとでは何とでも言えるだろう。
しかし、対話というのは相手があり、お互いにそれではと同じ席に着く意思が示されないと成り立たない。
一方的に対話して、平和を乱さないように席につきましょうと唱えても、相手がそれを無視すればどうなるのか。
ここで一番主張したいのは、この度のことを念頭に我々国民は、どうすれば自分の国、自分たちの同胞を守れば良いのか、現実的な解決策を考えていくべきなのではないか、ということである。
今のまま、どうせ、北朝鮮はこれ以上のことはできないであろうとの希望的観測だけで推移して行けば、明らかに我が国、我が国民はのっぴきならない危機の中に身を置くことになると思う。
それには、国民あげてこの国をどのようにして守れば良いのかを真剣に考えることだと思う。
私には疑問に思えてならない。
せめて、相手の国の攻撃の兆しが感じられたら、敵国の基地をたたくくらいの法整備などが必要だと思う。
永いこと平和の恩恵に浸り、すっかりボケてしまった人々が平和を守るため、どうすれば良いかを真剣に考えて欲しいものだ。