明るい気持ちになった

 昨日は、かなり前に私の教室で一緒に勉強した人物の訪問を受けた。
もう50歳が目前で、私の町では将来を担う人材として、立派な経営者としての業績を積み上げている。
 
 この御仁の3人のお子さんも、我が教室で学んだ。今では立派に自歩を固め、自立の道をしっかりと歩んでいる。
 
 この御仁との久しぶりの会話は、我々の地域の将来、そこで育つ子供たちへ大人としてどのように対応したら良いのか、これから我が日本はどのような方向へと進むべきなのかなど、話を膨らませながら気炎を挙げていった。
 
 その中で出てきた話題の中心は、どうしても今の世の中の風潮で、マスコミの垂れ流す怪しい情報、これに惑わされる多くの善良な市民などを懸念したり心配したりといったことであった。
 話の終わりの方でこの御仁が
「少年期から青年期のはじめあたりでは、自分が学校で学んだこと、マスコミを通じて知り得たニュースなどから、どんな考え方が正しいのか迷いがあった」
 と、つぶやいた。
私は、ああ、学校教育の過程ではどうしても反日的な教師の影響を受けてしまう。それにマスコミの意見が重なれば、迷いを生じるのは当たり前のことだろうと納得したものだ。
 
 しかし、この人の賢さは、そういった事柄の一つ一つを鵜呑みに信じ込まなかったことである。
 自分なりにその後の研鑽を重ね、
どうも自分たちが学んできたことは、他の文献などから100%信じるのは危険だと感じたことであろう。
 日教組の連中が少年期の子どもたちへ吹きこんだ反日プロパガンダが、ついに破綻の時を迎えたのかと、私は嬉しい気持ちになった。
 
 怖いのは相も変わらずマスコミなどの怪しい情報を鵜呑みにして、平和や政治を語る連中が未だに多いことである。
 辛抱強く啓蒙運動を続けていく、そしてこの御仁のように真っ当な意見を持つ人々との輪を拡大していく必要がある。
 それにしても久しぶりに明るい気持ちにさせられた昨日であった。